
こんにちは!小学生の子育て真っ最中の、はるです。
あなたのお子さんが小学生になり、スマートフォンを与えることになった時、スマホゲーム、ネット情報、SNSなど、たくさんの不安を抱えたまま渡したのではないでしょうか。
私は特に、SNSを使うようになった時のことを考えると、とても心配でした。なぜなら「闇バイト」や「特殊詐欺」など、SNSを入口とした犯罪のニュースが年々多くなってきたからです。
子どもががSNSを使う危険性をどのくらい知っていますか?この記事では7つの危険性を紹介します。
あなたが危険性を把握することで、お子さんに何を教えたら良いのかを確認しましょう。
親子で知っておきたい、小学生がSNSを使う7つの危険性

SNSは、上手に利用すれば楽しめる反面、独特の危険性も持っているため、利用時に注意しないと人生が狂ってしまいかねない状況に追い込まれることがあります。
主要なSNSは、利用の年齢制限があるので、通常小学生が自分のアカウントを作成して利用することはできません。親の管理が届く小学生のうちは、SNSを「使わせない」という方法もありますが、それでは子ども達が危険性を知らないまま利用することになってしまいますよね。
解決する方法はひとつ!禁止せずに危険性が潜んでいるということを親子で共有しておくことが大切です。
この記事のSNSとは、オープンなSNSの代表、「Twitter(X)」を想定して危険性をまとめてみました。
【小学生に教えたいSNSの危険性】個人情報の漏洩

ネット上に公開してはいけない情報があります。それは、自分、そして家族や周りの友人などの含めた「個人情報」です。
子ども達がSNSを利用する時に、どうしても家族同士、友達同士の感覚で利用してしまいがちです。ネット上に公開すると、情報を取り戻せないことをしっかり伝えておきましょう。
また、入力してはいけない個人情報を、具体的に伝えておくことも大切です。
・氏名
・住所
・電話番号
・生年月日
・メールアドレス
・アカウントやパスワード情報
・家族構成
・銀行情報
【小学生に教えたいSNSの危険性】写真で居場所が分かる

SNSの一番の特徴として、「今」の情報を届けたり、探したりできることが便利ですよね。そのため、旅行に行ったり、遊びに行ったりした時に、写真を投稿することも多いと思います。
ただ写真投稿には気を付けないと、大きな事件に発展する場合があります。
【SNSへの写真投稿での危険性】
◎海外旅行など長期の旅行で自宅を不在にしていることが分かり、自宅に強盗が入った。
◎写真の中の建物や風景から、住んでいる所を特定された。
◎ストーカーに居場所を特性されて、付きまとわれた。
写真の投稿は、自分で判断できるようになるまで親に確認する、時差投稿をするなど、しっかりルールを決めましょう。
【小学生に教えたいSNSの危険性】肖像権や著作権の侵害

肖像権や著作権については、大人でも理解できていない場合が多いので、お子さんに教えるのも大変難しいと思います。しかし、「知らなかった」ではすまされないほど、大事になってしまう可能性があります。
SNSでやってしまいがちな、気を付けたいことをまとめてみました。
◎他人が書いた文章などをコピーして、そのまま利用しない
◎本や絵などの作品を、写真にうつしたものは利用しない
◎許可なく他人の顔などがうつった写真は使わない
◎有名な建物など、許可が必要な場合があるので、分からない場合は使わない
◎楽曲などが流れている動画を使わない
肖像権・著作権について深く知るためには内容がとても多いので、後日別記事で紹介したいと思います。
【小学生に教えたいSNSの危険性】ワンクリック・フィッシング詐欺

他の人のSNSの投稿や、送られてきたダイレクトメッセージ内にあるURL、つい開いてしまっていないでしょうか。URLをクリックすることは、ワンクリック詐欺や、フィッシング攻撃を受けたり、ウィルスに感染する可能性があります。
有名人など、信用できるアカウントだと思っていても、そのアカウント自体偽物の場合も!
基本的にSNSのURLはクリックしない。クリックする必要がある場合は親に確認するなど、伝えておきましょう。
【小学生に教えたいSNSの危険性】拡散希望ツイート

SNSは「拡散」で情報が広がっていくことも大きな特徴ですよね。ですが、その拡散した情報の真偽を確かめているでしょうか。
嘘の情報を拡散することで、事件に発展することもあり、罪に問われる場合もあります。情報の真偽分からないうちは、拡散をしないように教えておきましょう。
【小学生に教えたいSNSの危険性】危険なアルバイト

「短期間で高収入」「荷物を渡すだけでOK」などの、”簡単にお金を稼げる”ことをうたったSNSの投稿は、「闇バイト」や「特殊詐欺」の可能性があります。
被害を受けるだけでなく、加害者になってしまいかねません。親もしっかり勉強しておく必要があるので、下の記事も是非参考にしてください。
【小学生に教えたいSNSの危険性】いじめや誹謗中傷

顔が見えない文字だけでやりとりされるSNSは、普段言葉では言えないことを書きこんでしまう場合があり、特に子ども達は「悪いこと」と分からずやってしまいがちなので非常に危険です。
例えば、仲良しの親友に「馬鹿」という言葉を伝える場合、リアルで会って二人で楽しく笑っている時に言うのと、SNSで言葉だけで書き込むのとは、相手が受ける印象が違うかもしれませんよね。
そのくらいSNSでの言葉は、礼儀を持って伝える必要があることを教えてあげましょう。具体的に気を付けた方が良い事例は、以下の通りです。
◎容姿や人格を否定するような書き込み
◎相手を傷つけるような言葉
◎相手への嫌がらせのための、嘘の内容の書き込み
◎周囲の人からの評判や信頼をさげるような、事実を書き込むこと
◎商品などへの悪質な口コミ
まとめ|親子で、SNS利用の7つの危険性を確認しよう

小学生にスマートフォンを渡した時、小学生が個人でSNSのアカウントを作成することはできませんが、親のSNSの利用を禁止しているご家庭は多いと思います。しかし、思春期がピークになる中学生、親の目が届かなくなる高校生で教えようと思っても、もう手遅れな状態になっているかもしれません。
小学生のうちからSNSの危険性について知るためには、親子で一緒に学ぶことが必要です。この記事を参考に、繰り返し話をする時間を作ってみてください。