
こんにちは!3人兄妹子育て真っ最中、ブログ管理人のはるです。
日本の中でも比較的治安の良い宮崎県。そんな宮崎県でも、ニュースでよく話題になっている「闇バイト」に巻き込まれた事件が発生しています。
若者が簡単な気持ちで足を踏み入れてしまった「闇バイト」は、実行犯の若者だけが罪をかぶることになる場合が多々あります。しかし、なぜ指示役や主犯格は、捕まらないのでしょうか。それは、特殊な連絡手段を使っているからです。
宮崎県でも発生した「闇バイト」事件でも使われたといわれる連絡アプリ、「Telegram(テレグラム)」「Signal(シグナル)」について知っておきましょう。
宮崎県で発生した「闇バイト」の連絡手段

宮崎県でも、「闇バイト」による、違法薬物の荷物転送や、お年寄りから現金をだまし取る特殊詐欺に関わった事件が発生しています。
その連絡手段として、「テレグラム」や「シグナル」というアプリが使われたようです。いったいどのようなアプリなのでしょうか。これらの連絡手段の特徴を知ると、「闇バイト」の手口が見えてくるかもしれません。
「闇バイト」の連絡手段、テレグラム、シグナルとは?

「Telegram(テレグラム)」「Signai(シグナル)」どちらも、LINEのようなチャット連絡ツールです。ですが、日本で一番利用されている「LINE(ライン)」を利用しないのはなぜでしょうか。
高いセキュリティ性が「闇バイト」の連絡手段に最適
非常に高いセキュリティ性が特徴で、連絡している内容はすべて暗号化されるので、チャットをしている同士以外は内容を見ることはできません。
メッセージ履歴の削除機能が「闇バイト」の連絡手段に最適
一定の時間が経つとメッセージ履歴が削除される設定が可能です。相手に指示をした証拠を残さないために悪用されます。
スクリーンショットのしづらさが「闇バイト」の連絡手段に最適
スクリーンショットをすると、相手に通知されたり、そもそもできないようになっています。「あやしいな」と思って記録しておこうと思っても、連絡の証拠を残すことができません。
「テレグラム」「シグナル」は、若者に罪をかぶせるための連絡手段

もし「闇バイト」で犯罪に加担し、実行犯で逮捕されたとします。「指示した人物がいる」と警察に伝えても、証拠が一切残っていない、また復元も難しいため、実行犯として捕まった若者だけが罪をかぶることになります。
「Telegram(テレグラム)」「Signal(シグナル)」は、アプリ自体はまったく問題性のない連絡ツールですが、紹介した特徴があることから、悪用されることが多いようです。
Twitter(X)などのSNSを入口として「闇バイト」を募集し、その後このような機密性の高い連絡手段に誘導されます。あなたのお子さんにも、「闇バイト」のこの誘導の流れをしっかり伝えておきましょう。
おかしいなと思ったら、警察相談専用電話「#9110」へ
危険が迫ったときは迷わず110番!
まとめ|「闇バイト」の連絡手段を知って、宮崎の子ども達を犯罪から守ろう!

「闇バイト」と知っていながら、目の前のお金の誘惑に負けて、「闇バイト」に加担する若者たちがたくさんいます。簡単に一瞬で、5万円、10万円と稼げる「闇バイト」は、宮崎の若者にとっては確かに魅力的かもしれません。
ですが、紹介したような連絡手段を使うということは、若者や子ども達に罪をかぶせるため!たった5~10万のために、自分や家族でも責任を負いきれないほど大きな代償をこうむることになりかねません。
数時間から数日で、人生を転落させてしまう「闇バイト」。宮崎県に住んでいても安心できません。是非この記事を参考にして、お子さんと話す機会をつくってください。