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それ闇バイトかも!親子で学ぶ、SNS(旧Twitterなど)の情報に騙されない秘訣

こんにちは!ネットトラブルから子ども達を守りたい、ハルです。

闇バイトで逮捕された若者のニュースを見ると、自分の子どもと重ねて考えしまいますよね。闇バイトは、X(旧ツイッター)を中心としたSNSの募集から、始まっていることがほとんどのようです。

騙されるならまだしも、加害者になるかもしれない闇バイト。本当に深刻な問題です。

あなたのお子さんが、親の目が届かなくなる状態でSNSを使い出す前に!親子で一緒に、SNS情報に騙されない秘訣を知っておきましょう。

SNSでアルバイトを探す高校生は、なんと50%!

マイナビの”高校生のアルバイト調査(2023年)”によると、「SNSでアルバイトを探した経験がある」と答えた高校生は50%

SNSネイティブである高校生にとって、SNSでのアルバイト探しは身近なものであることが分かります。

マイナビ「高校生のアルバイト調査(2023年)」

しかし一方で、「SNSでのアルバイト探しで、違法な労働に巻き込まれる危険性があることを知っている」と答えた高校生は44.8%

親の目が届かなくなっている高校生で、この数字は大変危機を感じませんか?

SNSの利用が、年々低年齢化することを考えると、小学生からSNS情報に騙されない知識を教えてあげる必要があります。

それ闇バイトかも!【気を付けた方が良いキーワード】

正当な仕事であれば、楽に稼げる仕事はない!

若者たちがターゲットにされてしまうのは、「お金がない」から。”怪しい”と分かっていても、お金欲しさに、最初は簡単な気持ちで連絡してしまう若者が多いと思います。

ただ、楽して稼げる正当な仕事はないことを、教えてあげなければなりません。

以下、闇バイト募集のSNSで良く使われる、具体的なキーワードも確認してください。

高額
即日現金
高額即金
短時間で高収入
楽に稼げる
ハンドキャリー
書類を受け取るだけ
ロッカーに入れるだけ
行動確認・現地調査

隠語を使っているものも多いです。

闇仕事
裏仕事
受け
出し
UD(受け・出し)
タタキ・叩き(強盗)
荷受け(荷物代行・荷物転送)
運び(運び屋)

隠語を使っている場合、若者本人も闇バイトであることを分かっているのだと思いますが、闇バイトは犯罪です。

最初は簡単に始めてしまった闇バイトが、最後は強盗事件、殺人事件にまで発展してしまう恐れがあります。最近発生したニュースを参考に、具体的に伝えてあげることがとても大事です。

それ闇バイトかも!【連絡手段がTelegram(テレグラム)】

「Telegram(テレグラム)」とは?

Google Play

Telegram(テレグラム)は、ロシアが開発したチャットツールです。基本的な使い方は、LINEのような感じですが、以下のような特徴があります。

◎高度な暗号化機能でセキュリティ性能が高い
◎運営もメッセージを見ることができない
◎履歴を残さずやりとりできる
◎時間を指定して自動的にメッセージを削除できる
◎スクリーンショットができない

闇バイトの連絡手段に使われやすい「Telegram(テレグラム)」

アプリ自体は違法性もない健全なツールです。ただ、この高度なセキュリティ性能を利用して、闇バイト、薬物売買などの犯罪に使われることがあります。

連絡を「Telegram(テレグラム)」で行うと、証拠を残さず、指示などができるからです。

闇バイトの募集は、Twitterを中心としたSNSで行われますが、その後の連絡が「Telegram(テレグラム)」に誘導された場合、闇バイトの可能性が高いです。

それ闇バイトかも!【様々な個人情報を収集される】

TwitterなどのSNSで個人情報を求めるのは、闇バイト

闇バイトは、個人情報を根掘り葉掘り聞いてきます。途中で逃げられられないように、脅しに使うためです。

個人情報を、TwitterなどのSNSで求めること自体おかしいことだと言うことを、お子さんに教えてあげましょう。

荷物代行・荷物転送は、闇バイト

「自宅に送られてきたスマートフォンを代行して受け取り、転送するだけでお金がもらえる」というようなアルバイトがあるとします。

しかしそのスマートフォンは、最初に渡した、身分証明書の写真などの個人情報で契約されたもの。恐らく、犯罪に使われたり、請求だけが来ることになるでしょう。

同じような手口で、銀行口座を代行して作るような闇バイトもあります。

被害者だと思うかもしれませんが、スマートフォンや銀行の名義を、犯罪者に渡すことは犯罪行為です。「代行」「転送」という目的で、個人情報を聞かれた場合は、闇バイトを疑いましょう。

それ闇バイトかも!【脅してくる】

闇バイトに応募し、途中で「おかしい」と思っても、収集した個人情報などを使い脅してきます。

「既に犯罪行為を行っている」

「両親や友達にばらす」

「警察に通報する」

など、脅しを恐れさらに犯罪を重ねてしまうことになりかねません。このような言葉をかけられたら、「両親、友達、警察、誰でも良いから必ず伝えること」を、しっかり伝えましょう。

子どもの様子がおかしいと思ったら声掛けも大切!

誰かに伝えたいのに、脅しが怖くて悩んでいるかもしれません。特に両親には言いにくいですよね。

子どもの様子がおかしいと感じたら、「大きな犯罪に繋がる前に誰かに伝えて」という声掛けは、大切です。また日頃から定期的に、具体的な事件を話題にしておくのも、予防に繋がります。

まとめ|SNSの情報に騙されない秘訣は、家庭で定期的に話題にすること!

闇バイトなどのSNSを利用した犯罪は、年々多様化しているように感じます。

「自分の子どもは大丈夫だろうか」と、心配していますか?

「自分の子どもは騙されないだろう」と、思っていますか?

どちらにしても、ただ考えているだけでは、お子さんを闇バイトから守ることはできません。私たち親自身も知識が必要です。

闇バイトの事件のニュースを具体的に話題に出したり、この記事の騙されない秘訣を参考に、お子さんと一緒に話してみてくださいね!

親子で学ぶネットリテラシー。おやこITノート
プロフィール
このブログの管理人
ハル先生

IT×子育てナビゲーター
子育てに関するIT関連の悩みは、親なら誰しもが持っているもの。しかし、犯罪の事例を知り、正しく利用すれば、まったく怖いものではありません。犯罪に巻き込まれない「ITスキル」や「SNSの正しい使い方」を親子で学んで、子ども達の可能性を広げましょう♪

3人兄妹の子育ての傍ら、宮崎市でIT・ネットリテラシー、SNS関連の講座も開催しています。
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