地方議員が注意すべきインスタグラムの落とし穴｜安易なフォローバックの危険性

こんにちは！ネットトラブルから家族を守りたい、ハルです。

SNSが日常に溶け込む中、議員の皆さんの中にもインスタグラムで、活動や、情報発信をしている方が増えてきました。

インスタグラムで誰かにフォローされたら、誰なのか分からなくても「お返しのフォローをしよう！」と、思ってしまいがちですよね。でも、安易なフォローバックは、危険な落とし穴があることをご存知ですか？

もし悪質アカウントだった場合、フォローしていただいているあなたの大切な、町民や市民の方々にも危険が及ぶからです。

今回は地方議員の方に向けて、「フォローバック」が思わぬトラブルを招くリスクについてお話しします。

安易なフォローバックで起こり得る、4つの危険性

「誰かにフォローされたから、お返しにフォローしよう」
公人であるからこそ、誰にでも平等な対応をする、この一見丁寧でフレンドリーな対応が、トラブルのもとになります。

安易なフォローバックが、自分だけでなくフォロワー全体を危険にさらす可能性もあるのです。

DMで怪しいリンクを送られたり、プロフィールから偽サイトに誘導されて、個人情報やパスワードを盗まれることがあります。

またDMやコメントをされず、一見何もしてないように見えても、ターゲットにされた場合、様々な情報を調べられる可能性があります。

危険なアカウントは、フォローしてきても、特に何もしてこないアカウントが多いです。しかし、それはそう見えるだけ。

フォローバックすると、まずあなただけでなく、あなたのフォロワーをめぐり、ターゲットを探します。あなたが安易に危険なアカウントをフォローバックしたばっかりに、あなたのフォロワーをどんどん伝ってフォローしていきます。

危険なアカウントをフォローバックした場合、あなただけが被害にあう可能性が高まるわけではありません。例えば、あなたのアカウントそっくりになりすまし、あなたのフォロワーがターゲットにされ、DMなどで連絡をとります。

電話番号などの個人情報を聞き出し、そのターゲットにされたフォロワーも、乗っ取り被害にあう可能性があります。

危険なアカウントとフォロー関係があることで、自分のフィードにスパム投稿が表示されたり、自分のフォロワーにもその投稿がおすすめされたりします。

悪気はなくても、スパムアカウントが拡散されます。

安易なフォローバックをしていたなら、今からでもブロックしておきましょう。

あなたのフォロワーを、以下のステップで確認してみましょう

まずは、アカウント名が長い文字列になっているものを、ピックアップしてみましょう。

「例：xXxA12b3c4dXxXdovbaloan」のように、意味のない英数字がランダムで長く羅列しているアカウント名は、自動で作成されたアカウントの可能性が高いです。

またプロフィール画像や、名前が、外国人っぽいものも、確認してください。

ステップ1でチェックしたアカウントの、プロフィールを見てください。以下のような内容があれば、ほとんどの場合、スパムアカウントである可能性が高いです。

ステップ2でも分からない場合は、投稿内容を見てみましょう。

医師や弁護士、海外暮らし、ブランド商品だらけ、豪華な旅の記録など、贅沢な暮らしを満喫しているような投稿だけのもの。

また、投稿日を確認し、同じ日に大量投稿している場合は、スパムアカウントの可能性が高いです。

フォローバックしてすぐ、「こんにちは！副業に興味ありませんか？」といったDMがすぐ届く場合、ほぼ間違いなく勧誘目的のアカウントです。

URLがあった場合、タップしないように気を付けてください。

インスタグラムは、地域の声を広く伝えたり、支援者とのつながりを深めたりできる、とても良いツールですよね。

公人だからこそ、「公平に誰にでもフォローバックをしよう！」と思ってしまいがちですが、「誰とでもつながる」ことが大事ではなく、「つながり方」が重要です。

スパムアカウントをフォローバックして、特に何も発生していないように見えても、あなたのフォロワーに影響がでている可能性があります。

是非この記事を参考に、フォロワーの整理をしてみませんか。