こんにちは!子ども達をネットトラブルから守りたい、ハルです。
最近、FacebookやInstagramで、詐欺メールをよく受け取るようになりました。大抵のダイレクトメッセージは、一目見て怪しいので、きっとあなたもすぐにブロックなどをしていますよね。
しかし「あなたのアカウントは無効化されます。」のようなメッセージがきたら、ドキッとして、思わずリンクを開いてしまいませんか?大人の私たちでもそうなので、子ども達もSNSでそのようなメッセージを受け取った時、URLを押してしまうかもしれません。
SNSではダイレクトメッセージで簡単に連絡を取り合うことができてしまいます。詐欺メッセージの事例を知っておいて、冷静に対応できるようになっておきましょう。
「Validation Processing Center」からきた詐欺メールの内容
「Validation Processing Center」というアカウントから、下記のようなダイレクトメッセージがきました。
その他以下のアカウント名からも同様のDMがありました。
Page Report Notification.
𝚃𝚎𝚛𝚖𝚜 𝚘𝚏 𝚞𝚜𝚎 𝚂𝚎𝚛𝚟𝚒𝚌𝚎𝚜 𝚊𝚗𝚍 𝙿𝚘𝚕𝚒𝚌𝚒i𝚎𝚜;
親愛なる管理者様
あなたのアカウントは無効化されます。これはあなたのページまたはそのページでのアクティビティが当社の利用規約に準拠していないためです。
このアカウントの無効化が間違いだったと思われる場合は、保護をリクエストするためのいくつかの手順をご案内します。アカウントが完全に削除されないように、これらの手順はわずか数分で完了する必要があります。ここでアカウントを確認してください。
【http://URL】
確認されない場合、当社のシステムがあなたのアカウントを自動的にブロックし、再度私使用することはできなくなります。サービスの向上にご協力いただきありがとうございます。
サービス利用規約チーム ©2023Inc
Facebookのダイレクトメッセージは、URLをクリックしてはダメ
Facebookで受け取ったダイレクトメールにURLが記載されている場合は、絶対クリック、タップはしないようにしましょう。
友達からのメールであっても同じです。なりすましの可能性があるからです。
今回紹介したメールのように、「アカウントを無効化する」というような驚くような内容だと、ついURLを押してしまいがちですが、普段から「URLは触らない」習慣をつけておくことが大切です。
Facebookの詐欺DMを見分ける方法
Facebookの詐欺DM|差出人のアカウントが作られたばかり
私はまず、差出人のアカウントを確認しました。
Facebook社の管理センターから送られてきているような重要な内容ですが、差出人のアカウントのフォロワーが「0人」。これは明らかにおかしいですよね。
プロフィールの画像も、私が確認した時に「5時間前に作成」となっていました。作成されたばかりのアカウントは詐欺アカウントの場合が多いです。
Facebookの詐欺DM|短い期間を設定して焦らせる
Facebookでの詐欺メールは、「アカウントが無効化されます」「未払いがあります」など、焦らせたり、驚かせる内容のメールが多いです。そして、短い期間を設定して、URLを押すように促します。
通常の手続きで、短い期間を設定することはありません。”今すぐ”などの文言がある場合は、詐欺です。
・今すぐ手続きしてださい
・24時間以内に完了しないとアカウントが停止されます
・数分以内にログインして手続きを完了してください
Facebookの詐欺DM|Facebook社はDMで連絡はとらない
Facebook社から、ダイレクトメッセージで連絡をとることはないようです。
不審なメールに関して注意喚起がされているので、参考にしてください。
不審なメールやメッセージに気を付ける
FacebookもしくはInstagramを名乗った不審なメールが届いた際には、まずは送信元のメールアドレスを確認してください。FacebookやInstagramからのアカウントに関するお知らせメールのドメイン名は、@facebookmail.com、@mail.instagram.comのみです。FacebookやInstagramから最近届いたメールは、いつでもアプリから確認できます。また、Facebook社が利用者に連絡をする際にダイレクトメッセージを使用することはありません。金銭を要求するメッセージ、無料のオファー、または利用者のFacebook/ Instagramアカウントの削除または停止を脅すメッセージは信用しないでください。
まとめ|Facebookで最近多い詐欺メールは冷静に対応しよう
FacebookとInstagramで、怪しいメッセージを本当に多く受け取るようになりました。こういう時は、アカウントを乗っ取られる方も多く、第二、第三の被害も増えてきます。
ダイレクトメッセージによる詐欺を防ぐためには、普段から「URLをクリックしない」という習慣がとても大事です。お子さんにもよく言い聞かせておきましょう。
詐欺のダイレクトメッセージは、大体似たような内容が多いです。この記事で紹介した、実際の事例を是非参考にしてください。