
こんにちは!子ども達をネットトラブルから守りたい、ハルです。
偽のメールから、クレジット情報などの個人情報を抜き取るフィッシングメール。ただ聞いているだけでは「絶対ひっかからないよ!」と思いませんか?
しかし、私の家族や知り合いなどで「URLをクリックした」「記載の番号に電話した」という話を、本当にたくさん聞いたことがあります。
「荷物の配達」という、誰もが利用するサービスなので、もし自分には身に覚えがなくても、「友達が何か送ってくれたのかも」「家族かもしれない」と不審に思われにくいのです。
明日はあなたにメールがくるかも!どんなメールの内容か知っておくことで、フィッシング詐欺メールを見破りましょう。
宅配業者・郵便局からくる偽メールは、ショートメールが多い

携帯番号のショートメールへのショートメールが多いようです。しかし、「Eメールアドレス」に届く事例もあるようです。
偽サイトへの誘導、悪意あるアプリのインストール、悪意あるファイルのダウンロードなどに誘導されるので、十分注意しましょう。
宅配業者・郵便局からくる、フィッシング詐欺メールの事例

宅配業者・郵便局からくる、フィッシング詐欺メールの具体的事例を知っておきたいですよね。是非、あなたのお子さんや周りの方にも、教えてあげてください。
荷物の配達を装い、個人情報を聞き出す
住所が間違っているので、正しい情報を教えて欲しいと、個人情報を聞き出す例です。
荷物を配達できなかったため、ご連絡さしあげております。
ドライバーが荷物を配達しようとしましたが、住所が正しくないようです。
・保管期間は7日間です。
・住所を訂正して再配達を申し込むには、ここをクリックしてください。
荷物の配達を装い、URLを開かせようとする
荷物の再配達を装ってURLをクリックさせる事例は、一番多いかもしれません。URLは内容をあまり確認せず、つい押してしまうことがあるので注意しましょう。
支店ではお客様宛てのお荷物を1件保管中です。こちらの配達のため確認がございますので、下記より内容をご確認いただきますようお願いいたします。お荷物の確認は日本郵便サイトにてご確認ください
お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。下記URLよりご確認ください。
荷物の配達を装い、添付ファイルを開かせようとする
URLではなく、添付されているドキュメントを開かせる事例もあります。
お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。添付されている委託運送状を印刷して最寄りの郵便局までお問い合わせください。
懸賞の当選を装って、URLをクリックさせる
懸賞の当選を装って、懸賞受け取りのためにURLをクリックさせたり、アプリをインストールさせたりする事例です。
弊社Webサイトへのご応募、ありがとうございました。厳選な抽選の結果、見事当選いたしました。誠にありがとうございます。
懸賞金の受け取り方法はコチラ⇒(URL)
セキュリティ向上のためアプリをインストールさせる
アプリをインストールさせる事例です。不正なアプリをインストールさせ、携帯電話をのっとります。
いつも日本郵便アプリをご利用いただきありがとうございます。セキュリティ向上のため、最新バージョンのアプリをインストールしてください。下記URLよりインストールできます。
プレゼントがもらえるアンケート回答
アンケートに回答すると、その場で当選し、個人情報などの入力画面への誘導や、アプリインストールに誘導して、フィッシング詐欺を行う事例です。
宅配業者・郵便局からくる、フィッシング詐欺メールへの対策

メールの内容をしっかり確認する
URLがあるからと言って、安易にファイルを開いたり、URLをクリックしないように、まずはメールの内容をしっかり確認しましょう。詐欺メールは、日本語がおかしい事例もたくさんあります。
URLは押さない、ファイルはダウンロードしない
メールに表示や添付されているURLやファイルは、絶対触ってはいけません。安心な企業などからのメールであっても、絶対触らない習慣を身に着けておきましょう。特にお子さんには、必ず約束してからスマートフォンを使わせるようにした方が良いでしょう。
メールの内容は触らず、検索でまず調べる習慣をつけることが、あなたの身を守ります。
「警告」が表示されたら、すぐに閉じる
スマートフォンで悪意のあるファイルを開いた時に、「警告」が表示されることが多いと思います。警告を無視せず、すぐにファイルを閉じましょう。
インストールしてしまったら、すぐに「機内モード」にして外部との繋がりをシャットアウトし、周りの詳しい方や、携帯電話会社などに相談しましょう。
まとめ|フィッシング詐欺メールの具体的事例を知って、犯罪を予防しよう

宅配業者や日本郵政では、公式サイトなどで注意喚起を行っていますが、手を変え、なかなか同様の事例がなくならないのが現状のようです。
公式サイトでも、フィッシング詐欺の手口や、気を付けたいことを確認しておくことをおすすめします。