
こんにちは!子ども達をネットトラブルから守りたい、ハルです。
ほとんどのSNSは、利用するための年齢制限がありますが、中学生になったことをきっかけに、SNSの利用を始める子ども達が多いかもしれません。
しかし、SNSで危険やトラブルに繋がる投稿をしないか心配ではありませんか。
スマホのフィルタリング機能や、時間の制限、監視する、という方法が一般的かもしれませんが、「禁止・監視する」より、ルールを決めて「正しい使い方を教える」方が重要です。
この記事では、「トラブルに巻き込まれないSNSでの画像投稿」について、中学生のお子さんに教えたい6つの約束事をまとめました。
SNSは年齢制限があるからと言って安心できない

ほとんどのSNSは年齢制限がありますが、大体中学生くらいの年齢で、利用できるようになるSNSが多いです。
SNSに年齢制限があっても、実際は小学生でも利用している
年齢制限があっても、実際は小学生でも利用できます。なぜなら、親のスマホを利用していたり、年齢を偽って登録ができるからです。
「禁止や監視」ではなく「正しい使い方」を教えることが重要
「禁止や監視」をすることで、安心してはいけません。子ども達は、私たちの考える上を行っています。子ども達にとって、親の知らないところで利用するなんて簡単なことでしょう。
禁止や監視をするよりも、「SNSの正しい使い方」を教えてあげることが、私たち親の責任です。
中学生に教えたい、SNSで注意したい画像投稿の6つの約束事

SNSで画像を投稿したからと言って、一概に危険だと言うことはできません。しかし、以下のような危険があることを頭に入れて、大人の私たちが具体的にルールを決めてあげましょう。
・投稿から子どもだと分かり、悪意のある人物に狙われる
・ストーカーのような人物にターゲットにされた場合に、詳細に調べられる
・投稿した画像が、撮影禁止のものだった
・炎上してしまうような内容の画像だった
SNS画像投稿の約束事①|制服を着て写さない

制服ですぐどこの学校が分かります。学校が分かると、すぐに個人も特定されてしまいます。
制服を着た写真は投稿しないようにしましょう。
SNS画像投稿の約束事②|自宅付近の建物を写さない

自宅付近の建物を写さないように注意しましょう。ランドマークや、看板に書かれた住所など、背景でも場所が特定されるからです。
写真を撮ることに夢中で、背景にあるものに気を付けられないことがあると思います。
「自宅付近の地域内では写真を撮らない」など、撮ってはいけない場所を具体的に伝えることが、子どもには分かりやすいです。
SNS画像投稿の約束事③|リアルタイム投稿は避ける

リアルタイムの投稿は、一日のスケジュールがばれてしまうことで、危険にさらされることがあります。
例えば家族旅行などの状況をリアルタイムで画像投稿をすると、自宅に誰もいないことが分かり、泥棒が家に入った事件もあります。リアルタイムではなく、時間を置いてから投稿するようにしましょう。
SNS画像投稿の約束事④|写真を撮ってはいけない人・物・場所に気を付ける

著作権・肖像権に関して教えることは難しいですよね。まず友達や他人の顔写真は、投稿NGと教えておいた方が良いです。
また「撮影禁止」の、建物や場所もあるということも、しっかり伝えておきましょう。
SNS画像投稿の約束事⑤|ダウンロードした画像やイラストは投稿しない

こちらも著作権・肖像権に関連します。インターネット上にあふれたイラストや写真、キャラクターの画像など、子ども達はダウンロードすることがあると思います。
基本的に「自分が写真に撮ったもの」「自分がオリジナルで描いたイラストなど」以外は、SNSに投稿してはいけません。
またキャラクターのイラストやアイドルの写真を、プロフィールの画像にする子ども達も多いですが、著作権違反の可能性があるので気を付けましょう。
SNS画像投稿の約束事⑥|画像をダイレクトメッセージで送らない

子どもがSNSを利用する時に一番心配なことは、不特定多数の人と連絡が取りあえることではないでしょうか。
投稿内容で、ある程度の年齢が予測できるので、子どもを狙って、ダイレクトメッセージなどを送ってくる場合があります。
ダイレクトメッセージで画像を送ることは禁止しましょう。画像だけでなく、ダイレクトメッセージで連絡を取り合うことは、かなりの危険性があることを教えておいた方が良いです。
まとめ|中学生のSNSでの画像投稿は、正しく利用すれば大丈夫!

親の言うことに反発するようになる中学生。SNSの利用に関して「禁止や監視」をするだけでは余計危険に繋がるかもしれません。正しい使い方を教えて、お子さんを信じてあげることも大切かもしれませんね。
ポイントは、SNSで事件に巻き込まれた具体的な事件も教えてあげること。そしてこの記事で紹介した6つの約束事を伝えることで、お子さん自身に「何が危険なのか」を考えてもらいましょう。