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高齢者も気を付けたい、市役所や宅配便からのメッセージ!スミッシング詐欺の事例と対策

こんにちは!ネットトラブルから家族を守りたい、ハルです。

携帯番号に直接送られてくるメッセージで、このような内容を受け取ったことないですか。

お荷物をお届けにあがりましたが不在でした。こちらから再配達のご連絡をおねがいします。
URL●●●●●

このメッセージ、「スミッシング」と呼ばれる詐欺です。以前から存在するフィッシング詐欺の一種ですが、近年さらに広がりを見せています。

スミッシング詐欺は、eメールやSNSを利用しない高齢者でも注意が必要です。詐欺の手口や特徴を知ることで、必ず被害を防げます!

携帯番号に直接送られてくる偽メッセージ、スミッシング詐欺とは?

スミッシング詐欺は、何らかの方法ですでに携帯番号を取得している、もしくはランダムに番号を生成して送信しています。

メッセージ内にあるURLを押すと、個人情報などを入力させられたり、アプリをダウンロードさせられることで被害にあいます。

高齢者が注意したいスミッシング詐欺|高い被害リスクがある

直接携帯電話番号宛にメッセージが届くため、メールやSNSのダイレクトメッセージと比べて、信用してしまいがちです。そのため、URLをタップしてしまうリスクが非常に高いです。

高齢者が注意したいスミッシング詐欺|不安にさせる心理的な誘導

「至急連絡ください」「不正利用の疑いがあります」「アカウントが停止されます」など、緊急性を伴う、不安にさせる、焦らせるような文面が多いです

高齢者が注意したいスミッシング詐欺|よくあるスミッシング詐欺

スミッシング詐欺としてよく見られる送信元は以下の通りです。

  • 三井住友銀行などの大手銀行
  • 楽天証券などの証券会社
  • セゾンカードなどのクレジットカード会社
  • ヤマト運輸などの宅配業者
  • 楽天モバイルなどの通信事業者
  • Amazonなどの通販サイト
  • 市役所などの公的機関

URLの遷移先には、名前や住所などの個人情報、クレジットカード情報、IDやパスワードを入力する画面が必ず表示されます。

セキュリティ関連や、未納金、荷物や給付金の受け取りなど、「すぐに行動しなければ!」と思わせるような内容ですが、メッセージ内のURLは基本おさないことが大切です。

高齢者も要注意!スミッシング詐欺を予防する4つのポイント

どうしても信用してしまいがちな、携帯番号へのメッセージ(SMS)は、詐欺メッセージの見分け方を知っておく必要があります!

難しいことは一切ないので、家族で是非共有してください。

スミッシング詐欺の予防法|送信元の番号を確認する

受け取ったメッセージに、送信元の番号などが表示されている場合は、見分けられることがあります。以下のような送信元の場合は、詐欺を疑いましょう。

  • 「+1・・・」「+86・・・」などの海外の国際番号が入った電話番号
  • 「AMAZONなど」のアルファベット表記が入っている者
  • 「03」「0120」ではない、070、080、090などからはじまる電話番号

スミッシング詐欺の予防法|不自然な日本語や、誤字脱字

短いメッセージなので、しっかり文章を読んでみましょう。不自然な日本語や、誤字脱字がある場合は、詐欺ですので相手にしないようにしましょう。

スミッシング詐欺の予防法|緊急性をあおる文言は注意

「未納です」「至急対応してください」「24時間以内に対応してください」「アカウントが停止されます」など、緊急性をあおったり、急がせる内容の文言は、スミッシング詐欺の大きな特徴です。

金融機関など正常なサービスの企業では、そのような文言で利用者の行動を急がせることは一切ありません。

スミッシング詐欺の予防法|見覚えがある連絡先でもURLを押さない

スミッシング詐欺は、一般的に名前が知られているような大手の企業名や、公的機関を名乗るものがほとんどです。そのため、「商品を購入した覚えがある」「URLに見覚えがある」と感じることもあると思います。

しかしその場合でも、メッセージ内のURLはおさないように習慣づけてください。

見覚えがあり気になる時は、公式サイトを調べて内容を確認したり、サポートセンターに問い合わせましょう。

まとめ|スマホを利用するなら、知っておきたいスミッシング詐欺!

「SNSも使わないし、ネットショッピングも利用しないし、きっと大丈夫!」と思っていませんか。

確かにSNSやネットショッピングを利用することで、ネットトラブルのリスクは高まりますが、スマホを使っているだけでも出会う可能性があるリスクがあります。

携帯番号に直接送られてくるスミッシング詐欺は、年齢問わず誰でもカンタンにひっかかってしまう身近にあるリスクですので、紹介した予防法を、是非おぼえていてくださいね!

親子で学ぶネットリテラシー。おやこITノート
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ハル先生

IT×子育てナビゲーター
子育てに関するIT関連の悩みは、親なら誰しもが持っているもの。しかし、犯罪の事例を知り、正しく利用すれば、まったく怖いものではありません。犯罪に巻き込まれない「ITスキル」や「SNSの正しい使い方」を親子で学んで、子ども達の可能性を広げましょう♪

3人兄妹の子育ての傍ら、宮崎市でIT・ネットリテラシー、SNS関連の講座も開催しています。
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