こんにちは!小学生の子育て真っ最中の、はるです。
私は小学3年生の息子がいますが、まだスマートフォンを使わせていません。ですが、夏休みに入ると話は別!留守番の時の連絡用や、暇つぶしに与えることがきっと多くなると思っています。
子ども専用のスマートフォンを持たせているあなたも、夏休みなどの長期休暇は、利用時間が一気に長くなるので心配ですよね。ですが心配しているだけでは、危険は逃げてくれません!
この機会に、子どもと一緒にスマートフォンの危険性を確認し、ルールを決めることをおすすめします。私も心配なので、5つの約束事を考えました。是非参考にしてください。
小学生に教えるスマホの使い方【基本的な対策】
親、友達との連絡はLINEのみにする
連絡を取る場合は、親や友達など知り合いだけ登録されているSNSだけを利用させましょう。おそらくLINEになってくると思いますが、利用しても良いSNSを、その理由を含めて、改めて子どもと一緒に確認しましょう。
親のアカウントでログインしているものを使わせる
あまり監視しすぎるのもよくないですが、特に小学校低学年は、まだ親の監視が必要です。Google検索、YouTube(ユーチューブ)、Twitterなど、利用する可能性があるものは、すべて親のアカウントでログインしているものを利用させることをおすすめします。
フィルタリング機能
子ども専用のスマホを与えている場合は、すでにフィルタリングの設定がされていると思いますが、念のため確認しましょう。また親のスマホを与える場合は、必要に応じて設定しておきましょう。
【主なフィルタリング】
◎ドコモ、au、ソフトバンクなど、キャリアから提供されているもの
◎スマホの設定でできるフィルタリング
◎フィルタリングアプリ
◎GooglePlayのアプリフィルタリング
ブラウザに対して、アプリのダウンロードに対してなど、フィルタリングといっても様々な場合が想定されます。
有害でないものをブロックしてしまうこともありますが、「なぜブロックされるんだろう」と子どもは考えながらインターネットの危険性を覚えていきます。なぜフィルタリングが必要なのかも伝えてあげましょう。
小学生に教えるスマホの使い方【夏休みの5つの約束事】
スマホやタブレットを、叱って奪うだけでは意味がありません。親子で一緒に危険性を確認し、正しく使わせることが大切!本当に目が届かなくなる中学生になる前に、情報リテラシーをしっかり訓練していきましょう。
①利用目的や、利用時間を決める
「親や友達との連絡に利用する」「分からないことを調べる」「動画を見る」など、利用目的をしっかり確認します。
また何時から何時までと、具体的な利用時間も約束することも大切です。
②SNSは基本的には閲覧のみにする
親とのLINE連絡はしても良いと思いますが、まだ「どんなことを書いてはいけないのか」が理解できていないうちは、基本的に閲覧のみで、書き込みや、拡散をしないように教えましょう。
③個人情報は絶対書き込まない
書き込んではいけない個人情報を具体的に伝えてあげます。
・氏名
・住所
・電話番号
・生年月日
・メールアドレス
・アカウントやパスワード情報
・家族構成
・銀行情報
仲の良い友達だと思っていたアカウントから。ゲームをしている感覚で個人情報を聞かれ、実はなりすましのアカウントだったということもあります。
「ネット上に書き込むこと」と、「リアルで会って話すこと」の違いを教えてあげると分かりやすいでしょう。友達であっても、個人情報をネット上に提供することは危険だということをしっかり教えてあげます。
④写真は投稿しない
【写真投稿の危険性】
◎写真の中に個人情報が含まれている
◎写真のデータ情報で、位置が特定される
◎肖像権・著作権を侵害している
◎リアルタイムの写真投稿で、家に不在であることが分かる
基本的には一人で判断して写真を投稿してはいけないことを伝えます。
ただ完全に禁止するよりも、「投稿しても良い写真か」一緒に確認したり、リアルタイムではなく、事後報告で投稿する方法で、一緒に実践するのも良いと思います。
「友達に見せたい写真があればまず教えてね」と、伝えておきましょう。
⑤困ったことがあれば、すぐに相談する
子ども達は怒られることを嫌がり、困ったことを伝えず、取り返しのつかないことになってしまいかねません。
夏休みで通常より長くスマホを使う機会が多い分、危険も増えるということ。だから何か困ったことがあればすぐに相談してほしいことを、しっかり言葉で伝えておきましょう。
まとめ|小学生のスマホの使い方は、親も一緒に勉強することが大切!
産まれた時から身近にスマートフォンがあった子ども達から、ただ奪ったり、利用を禁止することは不可能です。私たち保護者も、漠然と心配しているだけなのも良くないですよね。
スマートフォンの危険性や正しい使い方は、学校でも教えてくれません。便利な側面と、危険な側面を、私たちがしっかり理解して、実践も踏まえながら教えていくことが大切だと思います。
夏休みなどの長期休暇は、まさにそのチャンス!この記事の5つの約束事を参考に、子ども達と話す時間をつくってくださいね。