こんにちは!3兄妹子育て中の、はるです。
小学生のお子さんにスマートフォンを与えた時、どんな風に使うのか心配になりますよね。
インターネット上には、虚偽の内容があったり、詐欺サイトも存在します。そんなネットの世界で、子供に何も教えずに検索させますか?
まだ小学生のうちは、検索を上手く利用できないと思いますが、「検索で表示されるネット情報」に、どんな危険性があるのか、最低限知っておくことは必要です。
情報に翻弄されたり、犯罪に巻き込まれないように、私も小学三年生の我が子に”ネット情報との付き合い方”を話してみました。この機会に、お子さんと一緒にネット情報との付き合い方について考えてみましょう!
ネット情報との付き合い方【検索した情報を過大に信じすぎない】
小さい頃から、ネットの世界が生活の一部になっている子ども達は、”ネットで調べれば何でも分かる”ので、どうしても「ネットの情報は正しい」と思いがちです。
ネット上の情報は、ニセ情報もたくさん存在しますし、正しい情報だとしても「一部の視点からみた情報」です。私が書いているこの記事も、「小学生の母である私の考え」なので、すべての方に当てはまる情報ではないと思います。
「過大に信用しすぎない」、「複数の情報を調べる」ことが大切です。
ネット情報との付き合い方【検索TOPが安心できるサイトではない】
検索で表示された1ページ目、特に上位にある情報ほど、安心できるサイトだと思いますよね。確かに、たくさんの方に見られているサイトが上位に表示されている可能性が高いですが、注意も必要です。
検索上位に表示される広告枠に注意する
検索の一番上や、右側に、「スポンサー」や「広告」と記載されたサイトが表示される場合があります。一番上に表示され、しかも広告なので、安心なサイトだと思いますよね。
しかし日本でも、この広告枠を利用して、詐欺サイトを掲載していた事例があります。
広告枠を利用した詐欺サイトの具体例について知ることが必要です。「えきねっと 詐欺サイト」で調べてみてください。
広告だから安心と言う考えは捨てましょう。何かを購入するために個人情報を入力する場合は、特に注意が必要です。アプリから注文したり、サイトをしっかり調べてお気に入りに登録しておくなど、工夫が必要です。
検索上位が「正しい情報」ではない
実際の人との付き合いでも、一人の意見だけでなく、たくさんの方の話を聞くことが大切ですよね。
ネットの世界も一緒で、一つ一つの情報に個性があります。ネット情報だけでなく、テレビや本など、たくさんの情報の中から判断して、「情報をピックアップする」習慣をつけられるように教えてあげましょう。
ネット情報との付き合い方【悪意を持ったサイトの存在】
詐欺サイトなど悪意があるサイトを完璧に見極めることは、詳しい大人でも困難です。しかし、小学生でも理解できる、一般的に気を付けた方が良いことは教えておきましょう。
主なインターネット詐欺
■IDやPW、口座番号などの個人情報を盗み出すフィッシング詐欺
■SNSなどのアカウントの乗っ取り
■クリックするだけで料金を請求されるワンクリック詐欺
詐欺の種類を伝えた上で、以下のことに気を付けるよう伝えましょう。
①メールやSNS内のURLを、むやみにクリックしない
有害なサイトを小学生が見分けるのは困難ですが、フィルタリングをしている場合、悪意のあるサイトにアクセスする可能性は低くなるでしょう。一番可能性があるのが、メールやSNS内のURLをクリックしてしまうこと。
クリックしてしまった場合、すぐ大人に報告することも伝えておきましょう。
【フィルタリングとは】
未成年者が利用した時に、悪意のある有害なウェブサイトへのアクセスを制限するなど、手助けをしてくれるサービスのことです。
②ソフトやアプリを勝手にダウンロードしない
ダウンロードする気もなく、ポチっと押してしまう可能性もあります。「ダウンロード」という言葉を教えたり、実際に画面を見せ、勝手にボタンを押さないことを教えてあげます。
③個人情報を入力するものは必ず大人と
詐欺サイトに個人情報を入力してしまうと、取り返しのつかないことになってしまいます。詐欺サイトでなくても、個人情報の入力は慎重に行わなければいけません。
ネット上に入力してはいけない個人情報を具体的に伝えることが必要です。
・氏名
・住所
・電話番号
・生年月日
・メールアドレス
・アカウントやパスワード情報
・家族構成
・銀行情報
まとめ|ネット情報との付き合い方を教えて、子ども達を犯罪から守ろう!
スマートフォンを与える年齢が低年齢化すると共に、子ども達が犯罪に巻き込まれたり、犯罪の加害者になったりするニュースを多く見るようになりました。そんなニュースを見る度に、「うちの子は大丈夫だろうか」と心配になりますよね。
しかし、心配しているだけでは、手遅れになってしまいます。また、大人が子ども達に何も教えずに、機器だけ与えてしまっていることも、要因の一つです。
私たち大人も一緒に勉強して、普段から話題にすることが大事かもしれませんね。