こんにちは！ネットトラブルから子ども達を守りたい、ハルです。
「闇バイト」に気を付けよう！と思っても、闇バイトにはどんなアルバイトがあるのが、分からないかもしれません。実際、アルバイトの求人募集の入り口の時点では、まったく闇バイトに見えないものが多いんです。
この記事では、よくある「闇バイト」の種類、仕事内容をご紹介します。求人募集の時点で、見分けられるよう、参考にしてください。
保存版！高校生も知っておくべき、よくある「闇バイト」の種類
様々な「闇バイト」がありますが、よく応募されている「闇バイト」の種類を覚えておきましょう。
高校生が知っておきたい闇バイトの種類｜掛け子（かけ子）・受け子・出し子
「かけ子、受け子、出し子」はきっと聞いたことがあるのではないでしょうか。
架空料金請求などの詐欺でニュースで取り上げられている「特殊詐欺」の実行役は「掛け子（かけ子）」「受け子」「出し子」の3つの役割があります。
「電話をかけるだけ」「代理で荷物を受け取るだけ」「荷物を運ぶだけ」などといった表現で、コールセンターや配送業者のように見せかけた求人があります。
| 掛け子 （かけ子） | 架空請求詐欺や、振り込め詐欺などの犯罪で、被害者に電話をかける役 |
|---|---|
| 受け子 | 被害者に接触し、現金やキャッシュカードを直接受け取る役 |
| 出し子 | 騙しとったキャッシュカードから、ATMで現金を引き出す役 |
高校生が知っておきたい闇バイトの種類｜運び屋
「運び屋」は、違法な薬物や物品、犯罪に使用する通帳、携帯電話などを指定された場所に届けるバイトです。
配送業の求人のように見せかけているので、見分けることが難しいかもしれません。たとえ荷物の中身を知らなくても、実行すると犯罪者になってしまいます。
「運ぶだけで高額報酬」「電車で運ぶだけ」「ロッカーに入れる」などの場合、闇バイトの可能性が非常に高いです。
また、加害者になるだけでなく、被害者になってしまう場合もあります。例えば、「保証金」として数十万円を請求され、お金を渡したら連絡がとれなくなってしまうことがあります。
高校生が知っておきたい闇バイトの種類｜口座売買
口座売買とは、自分や他人名義の、銀行の通帳やキャッシュカードを売買することです。
「使っていない口座を高く買い取ります」などの案内で、SNSなどで高額で取引されています。
目の前の高額な報酬に目がくらみ、自分の口座を高額で売ってしまうと、闇バイトの犯罪に流用される可能性もあり、大変危険です。
口座売買自体犯罪です。売買が発覚すると、自分が持っているすべての口座が凍結してしまいますよ！
高校生が知っておきたい闇バイトの種類｜強盗
「叩き」という隠語で、闇バイト募集されています。
自宅や店舗、お店や銀行などに押し入り、「強盗」をします。中には殺人にまで至ってしまった事件も。
最近は防犯カメラで身元が判明しやすいので、実行犯の若者たちは、ただの捨て駒として利用されています。目の前の高額報酬だけのために、人生を棒に振りますか？
「強盗致傷罪」「強盗致死罪」「強盗殺人罪」など、大変重い罪を背負ってしまう闇バイトです。
高校生が知っておきたい闇バイトの種類｜パチンコ・スロットの打ち子
パチンコ・スロットを打ち続けるという闇バイトがあります。
お店が「当たるよ～」というのを見せるために、サクラとして雇ったり、パチンコ店の店主が、売り上げをごまかして横領するために雇ったりします。
「パチンコを打つだけ」「閉店までスロットを打つだけでOK」などの求人は、注意が必要です。
横領罪や窃盗罪、詐欺罪の実行犯として罪に問われる可能性が高いです。
高校生が知っておきたい闇バイトの種類｜スマートフォンの契約代行
「スマホを契約するだけ」、「代理で契約するだけ」というアルバイトは、闇バイトの可能性が高いです。
自分で使わないスマートフォンを契約することは、販売店から携帯電話をだまし取る行為となるため、詐欺罪に問われます。
代理で契約したスマホを、斡旋業者に渡してアルバイト代を受け取りますが、そのスマホは転売されたり、犯罪に使われます。
さらに、契約したスマホの購入費用や、利用料金を支払わされる場合もあります。
まとめ｜「闇バイト」のよくある種類を覚えて、トラブル予防！
SNSでアルバイトを探す高校生は大変多いようです。しかし、SNSで募集されているアルバイトは、「闇バイト」などの、危険なアルバイトの可能性が高いです。
まだ社会経験がない高校生は、「何がダメなのか、何が犯罪になるのか」が、まだ判断できないため、そこを狙って、思い切った募集内容のものもあります。
よくある「闇バイト」の種類を知っているだけでも、トラブルを避けられるかもしれません。是非お子さんに伝えてあげてください！
