
こんにちは!ネットトラブルから子ども達を守りたい、ハルです。
「シグナルで連絡して!」、この言葉から闇バイトが始まるという情報を、きっとニュースでも聞いたことがあるのではないでしょうか。
もしお子さまのスマホに、「Signal(シグナル)」がダウンロードされていたら、「もしかしたら」を疑うことも大切です。
Signalはセキュリティとプライバシー保護を重視したアプリで、その高い暗号化技術はとても優れています。しかし、なぜこのアプリが犯罪に悪用されてしまうのでしょうか?
秘匿性の高いアプリの特徴を、子どもたちを守るためにも理解しておくことが重要です。
親が知っておくべき、犯罪に悪用されるアプリ「Signal(シグナル)」の特徴

「Signal(シグナル)」は、メッセージやデータを、送る人と受け取る人の間だけで内容が読めるようにする、エンドツーエンドの暗号化が施されています。そのため、受信されるデータが傍受されたり、サーバーに保存されているデータが盗まれたりする心配がありません。
便利で安全な仕組みですよね!
しかし、なぜそんなに優れたセキュリティを持つSignalが、犯罪に利用されるのでしょうか?その理由は、以下の5つの特徴があるからです。

Signal(シグナル)が犯罪に悪用される理由|使い捨てメディアファイル
「Signal(シグナル)」には、送信した写真や動画が受信者に閲覧された後、自動的に消える機能があります。
この特性は、証拠を残したくない犯罪者にとって都合がよいものとなり、悪用されることがあります。
Signal(シグナル)が犯罪に悪用される理由|消えるメッセージ
「Signal(シグナル)」では、メッセージに設定した時間が経過すると、自分と相手の両方のデバイスからメッセージが消えるように設定できます。
この機能により、やり取りの証拠を隠すことができ、犯罪に利用される可能性が高まります。
Signal(シグナル)が犯罪に悪用される理由|画面ロック機能
「Signal(シグナル)」には画面ロック機能があり、誰かがユーザーのスマホにアクセスした場合でも、Signal内のメッセージを読むことができません。
これにより、第三者に内容が知られにくく、犯罪行為が行われやすくなります。
Signal(シグナル)が犯罪に悪用される理由|画面セキュリティ機能
「Signal(シグナル)」には、最近使ったアプリのリストにSignalのプレビューが表示されないようにする画面セキュリティ機能があります。
この機能も、他人にメッセージの内容が見られないようにするため、悪用されやすくなります。
Signal(シグナル)が犯罪に悪用される理由|通話の暗号化
「Signal(シグナル)」は音声通話やビデオ通話にもエンドツーエンドの暗号化を適用しています。
これにより、通話内容が盗聴されることなく、プライバシーを守ることができます。しかし、この機能も犯罪者にとっては非常に都合がよいため、悪用されることがあります。
まとめ|Signal(シグナル)は秘匿性が高いこそ悪用される!
「Signal(シグナル)」は、確かに非常に優れたセキュリティを提供するアプリです。その特徴を知り、自分の情報を守るために利用する方もいます。例えばジャーナリストなど、
しかし、その便利な特性が犯罪に利用されるリスクもあることを、私たち親が理解しておくことが重要だと思います。
日本ではあまり利用されていないアプリなので、もしお子さまのスマホに「Signal(シグナル)」がインストールされている場合は、注意深く様子を伺い、必要であればなぜ利用しているのか聞いてみてください。