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今すぐSNSのプロフィールアイコンを確認して!知っておきたい著作権・肖像権

こんにちは!3人兄妹子育て中の、ブログ管理人のはるです。

SNSなどのプロフィール画像、どんな画像を利用していますか?「旅行で写した風景」「子どもと友達が写った写真」「推しのアイドルの写真」「好きなキャラクター画像」「絵本や写真集を写した写真」などでしょうか。

でもその画像、著作権に違反していませんか?

私も「これ大丈夫なのかな?」と不安になりながら利用することもあったので、子どもに教えるために調べました。特にSNSのプロフィール画像は、多くの人が目にする場所なので、今すぐチェックしましょう。ある日突然、「著作権侵害」の責任を追及されるかもしれません。

子どもがやりがちな著作権侵害について、親子で確認してみましょう。

SNSプロフィールアイコンで気を付けたい著作権・肖像権とは

SNSプロフィールアイコンで気を付けたい著作権

自分の思想や感情を作品として表現したものを「著作物」と言います。「著作権」とは、その「著作物」を作った著作者に与えられる権利です。

「著作物」とは以下のようなものです。

小説、論文など言語の著作物: 脚本、講演、論文、小説、俳句などの文章
音楽の著作物: 楽曲や歌詞
舞踊、無言劇の著作物: バレエやダンスなどの振り付け
絵画、版画、彫刻など美術の著作物: 絵画、漫画、舞台装置など
建築の著作物: 宮殿のような芸術的な建造物
地図・図形の著作物: 地図、図表、模型、設計図、地球儀など
映画の著作物: 劇場用映画、ネット配信動画、ゲームソフト
写真の著作物:人物や風景などをうつした写真
プログラムの著作物:PCのプログラム、スマホのアプリ

子どもが、SNSのプロフィールアイコンで利用しがちなのが、有名人などの写真や、漫画などのキャラクターの画像です。

SNSプロフィールアイコンで気を付けたい肖像権

「肖像権」とは、無断で自分が撮影されたり、写真や動画などが許可なく公表されたりするのを禁止する権利です。

「著作権」のように法律で決められた権利ではないのですが、自分がうつった写真や動画を、許可なく公表されると良い気分はしないですよね。トラブルを防ぐためにも、自分ではない人物の画像などは、利用しないようにしましょう。

SNSプロフィールアイコンでやりがちな著作権・肖像権侵害

著作権・肖像権というのは、聞いたことがあり注意していても「これ大丈夫かな?」と思いながら、使っていることありますよね。著作権・肖像権は、実際グレーな部分が多く、個人の利益になるような使い方をしていなければ、黙認していることが多いです。

ということは、あなたも、あなたのお子さんも、SNSなどのプロフィールアイコンで「著作権・肖像権」を侵害している可能性があります。

「大丈夫でしょ」とそのままにするのではなく、何が良くて何がダメなのか知っておくことが大切です。

プロフィール画像【有名人の写真】

推しのアイドル、好きな俳優さんの写真を、プロフィールアイコンに設定していませんか?これは確実に、著作権・肖像権に反する行為なので、すぐに変更をしましょう。

SNSを見ていると、有名人の写真を使っている人が多いので「大丈夫だろう」と思いがちですが、いつ責任を問われるか分かりません。

【キャラクター画像】

有名人の写真と同じくらい利用してしまう可能性が高いのが、キャラクターの画像です。

ディズニーなど、著作権に非常に厳しい会社もあります。キャラクターを模写してイラストとして描いたものをアイコンにすることも、著作権に違反します。

【他人の顔写真】

他人のSNSでおもしろい写真などを見つけた時に、保存したりスクリーンショットをして、アイコンとして使ってしまう可能性があります。

基本的には、自分の顔写真以外はダメだと考えた方が良いですね。

【他の人の作品イラスト等】

他人が書いたキャラクターやイラストなどを利用することもよくありません。飾っている絵やイラストなどを、写真に写したものを使うことも避けましょう。

【グッズを写した写真】

自分で購入した、アイドルや、キャラクターのグッズを写した写真も、厳密に言うと著作権違反になります。ファンの活動として、会社は黙認している状態であるだけなので、できればアイコンとして利用しない方が良いでしょう。

SNSプロフィールアイコンで利用しても良い画像

自分の顔写真

自分の顔写真はもちろん大丈夫です。

自分で描いたイラスト

自分で描いたイラストは大丈夫です。

ただし、漫画のキャラクターを模写して描いたものは、やはり「著作権」に反したり、「二次創作」というまた違う問題が発生しますので、自分で描いたオリジナルのイラストである必要があります。

フリー素材

個人のSNSで利用するのであれば、フリー素材を利用するのがおすすめです。

フリー素材にも「商用利用不可」のものもあるので、仕事として利用する場合は、利用規約を確認して使いましょう。

まとめ|

私用利用は問題ないのですが、多くの人が目にするSNSのプロフィールアイコンは、私用利用の範囲からは外れていると判断されています。

プロフィールアイコンの画像一つにしても、著作権や肖像権が関連してきます。

お子さまに教える時に、まずプロフィールアイコン画像から始めると理解しやすいと思います。SNSの投稿画像などでも、注意できるようになるので、是非この記事を参考に親子でチェックしてみましょう!

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子育てに関するIT関連の悩みは、親なら誰しもが持っているもの。しかし、犯罪の事例を知り、正しく利用すれば、まったく怖いものではありません。犯罪に巻き込まれない「ITスキル」や「SNSの正しい使い方」を親子で学んで、子ども達の可能性を広げましょう♪

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