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「現金配布」ツイートの応募&拡散は危険!高校生に教えたい3つの危険性

こんにちは!3人兄妹子育て真っ最中の、はるです。

X(旧Twitter)を利用していると、”現金をプレゼント”というツイートを見かけたことありませんか。当選した人がいるのを知った時「うらやましい」と思ったこともあります。

しかし「現金配布」のツイートに反応することは、多くの危険があることを知っていますか?

大人の私でさえ「うらやましい」と思ってしまったのに、子ども達はきっと簡単に反応してしまうかもしれません。子どもを持つ親として非常に心配ですよね。

親の目の届かないところでSNSを利用するであろう高校生のお子さんと一緒に、「現金配布」ツイートに反応した場合の、3つの危険性を確認しましょう。

高校生に教えたい、「現金配布」ツイートとは?

2019年の1月に、ZOZO創業者の前澤友作氏がTwitterで、計1億円をお年玉としてプレゼントする企画をしたことはご存じですよね。さらに同年9月には、青汁王子こと三崎優太氏が、100万円を180人にプレゼントするツイートも話題になりました。

今や現金をプレゼントするツイートは、当たり前にある状態で、あまり危険性を感じないことが大きな問題だと思います。

高校生のお子さんが「現金プレゼント」のSNSを見た時、どう行動すると思いますか?

高校生に教えたい、「現金配布」ツイートの3つの危険性

有名人や企業などが、話題作りで「現金プレゼント」を行っている一方で、悪意を持ってツイートするユーザーが多いことを忘れてはいけません。

TwitterなどのSNSが浸透している若い世代では、フォローやリツイートするだけだからと、気軽に反応してしまいがちです。しかし、フォロー、リプライ(コメント)、リツイート(拡散)、すべて危険です。

現金がもらえないばかりでなく、詐欺被害にあったり、加害者として詐欺に加担することになることもあります。

振り込め詐欺の、振込先口座にされてしまう

当選金振込のために教えた銀行口座が、振り込め詐欺の振込口座に利用された事例です。

①「現金配布」のツイートに応募して当選すると、氏名や銀行口座番号などの情報を聞かれます。2万円の当選でしたが、100万円振り込まれます。

②相手側から「間違えて振り込んでしまったので返金してもらいたい」「手数料もあわせて10万あげるので、90万円を手渡ししてくれないか」と言われ、その指示に従います。

③詐欺容疑として、警察に逮捕されます。

被害者のように感じてしまうかもしれませんが、既に詐欺に加担している状態なので何を言っても通用しません。

実際口座に100万円が振り込まれ、90万円は引き出された上どこにあるか分からず、10万円は手元にある。第三者から見ると、詐欺に加担しているとしか思えないですよね。

個人情報がリスト化されてしまう

「現金配布」の怪しいツイートに反応をしてしまうと、「狙いやすいユーザー」と判断され、犯罪のターゲットとしてリスト化されます。

犯罪のターゲットリストは、犯罪者の間で売買されることもあり、一つのツイートに反応してしまっただけで、様々な方面から狙われるきっかけになります。

応募(コメント)するだけが危険ではありません。拡散をすることでもリストに入ってしまう可能性があります。

別の詐欺行為に誘導される

現金を送るためという理由で、情報を盗み取ることを目的としたサイトや、相手が利益を得られるサイトに誘導される場合があります。

必要以上の個人情報を盗みとられ、他の詐欺行為に巻き込まれる被害が出ています。

まとめ|現金プレゼントのツイートは、反応しないのが一番!

最初は簡単な気持ちで応募や、拡散をしただけなのに、自分でも分からないうちに大きな犯罪に巻き込まれてしまうのが、サイバー犯罪の恐ろしい所です。

お金が欲しい高校生が、頻繁に「現金配布」などのプレゼント企画をSNSで目にしていると、簡単な気持ちで反応してしまうかもしれませんよね。

犯罪でなくても、「無料で何かもらえる」というのは明らかにおかしいことです。それが現金であれば、なおさらのこと。

高校生のお子さんに、3つの危険性を伝えておくことで、犯罪に巻き込まれないように予防できると思います。是非参考にしてください!

親子で学ぶネットリテラシー。おやこITノート
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ハル先生

IT×子育てナビゲーター
子育てに関するIT関連の悩みは、親なら誰しもが持っているもの。しかし、犯罪の事例を知り、正しく利用すれば、まったく怖いものではありません。犯罪に巻き込まれない「ITスキル」や「SNSの正しい使い方」を親子で学んで、子ども達の可能性を広げましょう♪

3人兄妹の子育ての傍ら、宮崎市でIT・ネットリテラシー、SNS関連の講座も開催しています。
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