
こんにちは!ネットトラブルから家族を守りたいハルです。
学生による、暴行動画のSNS投稿のニュースを見て、「どうしてこんなことを」と、胸が苦しくなったのではないでしょうか。
でもこの問題は、一部の“特別な子”の話ではありません。
今の時代、スマホとSNSを持つすべての子どもが、加害者にも、被害者にもなり得る状況にいます。
そしてこの背景にあるのは、単なる「スマホのルール違反」ではなく、情報モラル=生きる力の問題が隠れていると思います。私たち親ができること、一緒に考えませんか。
暴行動画のSNS投稿なぜ暴行動画を投稿してしまうのか

「どうしてそんなひどいことを…」そう思ってしまいますよね。
子どもたちの心の中では、どんな要因があるのか考えてみました。
①「悪いこと」という実感が薄い
スマホ越しの世界では、現実感が弱くなります。
目の前で起きている暴力も、画面に映った瞬間「コンテンツ」になり、編集すれば「動画作品」になり、再生数やコメントは「評価」に見えてしまう。
人の痛みよりも、「ウケるかどうか」「バズるかどうか」が先に立っているのかもしれません。
② 承認欲求と集団心理
思春期の子どもは、
・認められたい
・仲間外れになりたくない
・ノリについていきたい
という気持ちがとても強い時期です。
「撮れよ」、「この動画あげようぜ」と言われると、その場の空気の中で、“やめよう”と言える子の方が少数派なのかもしれません。
正しさよりも、仲間に属している安心感が優先されてしまいます。
③ 成長途中の想像力
大人なら想像できることも、子どもには実感がありません。
・被害者が一生傷つくこと
・家族も苦しむこと
・自分の進学や就職に影響すること
・ネットに半永久的に残ること
私も子どもの頃はそうでしたが、「言葉の意味は理解できる」けれど、未来を想像する力が弱いです。
④ 「自分は大丈夫」という万能感
・捕まらない気がする
・みんなやっている
・かっこいい
・まさか自分が…
思春期特有の、根拠のない自信も、ブレーキを弱めます。
⑤ 心の中の不安や空虚さ
過激な行動の裏には、
・満たされなさ
・自己肯定感の低さ
・強く見られたい気持ち
が隠れていることも少なくありません。
誰かを支配する側に立つことで、自分の存在価値を感じようとすることもあります。
保護者にできる子どもの情報モラルへの3つの関わり方

ルールを守らせることだけでは、暴行動画、そしてSNSの投稿という、この問題は防ぎきれません。
・相手の尊厳を想像する力
・取り返しがつかないことを理解する力
・自分の行動に責任を持つ力
つまり、「人としてどう生きるか」を考える力です。これこそが、情報モラル=生きる力なのだと思います。
① 「禁止」より「対話」を増やす

ITリテラシー教育には、禁止やルール作りの前に、「普段からの対話」が大変重要です。
・どんな動画を見ているの?
・もし自分が映っていたらどう感じる?
・家族が同じことをされたらどう思う?
と、一緒に考える会話を重ねていくこと。
価値観を押し付けるより、実際起こった様々な事例を題材にして、想像力を育てる対話が大切かもしれません。
② 親自身が“ネットの怖さ”を知る

拡散性、保存性、二次被害、ディープフェイク、晒し、炎上、デジタルタトゥー…。
私たち親が見えている表面的な世界は、実は見えないリスクがたくさんあります。
ITに詳しくなくても、スマホやSNSに疎くても、その子どもが直面するリスクを、事前に伝えたり、注意喚起することは、私たちでもできますよね。
「関心をもたないまま、子ども自身に任せる」ことが、実は一番危険です。
③ 家庭を“安心して戻れる場所”にする

失敗しても怒鳴られない。困ったときに「親に言おう」と思える。
この関係性こそが、
一番のトラブル予防になります。
まとめ|子どもの情報モラルは、未来を守る力
スマホを取り上げることが目的ではありません。子どもを疑うことでもありません。
これから先、スマホやSNSを使わなければいけない環境にいる子ども達だからこそ、情報モラルを身に着けて、「上手く活用できるよう練習する」ことが大切です。
「ネットから守る」よりも、「ネットの中で自分を守れる子」に育てること。
そのために、私たち大人がまず関心を持って“考える力”と“想像する力”を育てる関わりをしていきたいですね。

