
こんにちは!子ども達をネットトラブルから守りたい、ハルです。
小学生のうちからタブレットやパソコンなんて、まだ早いんじゃない?そう感じていませんか。
文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」により、全国の小学校ではすでに1人1台端末が当たり前の時代に入りました。
ということは。保護者がITリテラシーや端末の使い方に対して無関心でいることは、子どもにとって非常にリスクが高くなるでしょう。
「うちの子はまだ大丈夫」ではなく、「今から一緒に考える」ことが大切です。GIGAスクール時代に、保護者が知っておくべきことをまとめました。
GIGAスクール時代|保護者が知っておくべき7つのこと

子どもがどんな風に端末を使っているか知っていますか?
GIGAスクールで配布される端末は、単なる「おもちゃ」ではありません。授業中の資料閲覧、調べ学習、提出物の作成、時にはプレゼンも行います。
ただし、子どもが家庭でその端末をどう使っているかは、家庭によって大きな差があります。
- 宿題をしているようで、実は動画視聴だけ
- 遊びに近いアプリを長時間使っている
- 夜遅くまで端末を見ていて寝不足に
家庭での端末利用実態を、まずは保護者が把握することが大切です。
Wi-Fiやフィルタリングに問題はないですか?
学校ではある程度セキュリティが守られていますが、家庭のWi-Fi環境は千差万別。
- パスワードが設定されていない
- フィルタリング機能を知らない
- 共有回線で不正アクセスされる可能性も
端末を安全に使うためには、最低限のネット環境整備が不可欠です。フィルタリング設定(例えばiOSの「スクリーンタイム」や、Androidの「ファミリーリンク」など)を一緒に確認しておきましょう。
家庭ルール、きちんと決めていますか?
「時間になったら端末をしまう」「食事中は使わない」「リビングで使う」など、明確なルールがあるご家庭ほど、トラブルが起きにくい傾向があります。
ルールは一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に考えて決めることで、納得感が生まれ、守られやすくなります。
ITリテラシー教育は学校任せにしていませんか?
- 名前や住所をSNSに書いてはいけない
- 知らない人からのメッセージは開かない
- 写真を投稿する時は背景にも注意
こうした「ネット上のマナーや危険」は、学校でも全ては教えきれません。
家庭で日常的に話題にし、”知らなかった”で済まされないようにしておくことが、子どもを守る第一歩です。
「困ったら相談していいんだよ」と伝えていますか?
ネットでのトラブルやいじめは、目に見えにくく、周囲が気づきにくいものです。
- 変なメッセージが届いた
- 誹謗中傷を見た
- 友達とトラブルになった
そんなときに、親に言えない雰囲気では、子どもはどんどん孤立してしまいます。
事前に「怒らないから必ず教えてね」と伝えておくなど、日頃から安心できる関係性を築いておきましょう。
学校との連携は取れていますか?
「学校ではどんなアプリを使っているの?」「端末で宿題は出る?」「トラブル時の連絡窓口は?」など、学校とのコミュニケーションも欠かせません。
家庭と学校の情報が共有されていないと、子どもが混乱したり、ルールが曖昧になったりします。保護者会や面談の際に、ICT活用についても一言確認しておくと安心です。
デジタルとリアルのバランスを意識させていますか?
GIGAスクール構想は、子どもたちの学びを広げる可能性を秘めた素晴らしい取り組みです。しかし、あくまで「道具」であり、「長時間使えば良い」ものではありません。
外で遊ぶこと、紙の本を読むこと、友達と顔を見て話すこと。こうした“アナログ”な体験こそ、特に低学年の子どもたちの成長には、重要な体験です。
家庭でも、デジタルとリアルのバランスを意識し、画面の向こうだけで完結しない日常を大切にしていきましょう。
まとめ|スマホやタブレットを渡すなら!保護者も責任をもって学ぶことが大切
スマホやタブレットを子ども達に渡してそれで終わり…、では、子ども達が大きなネットトラブルに巻き込まれたり、犯罪を犯してしまったりする可能性があります。
「使わない」という選択肢は難しいので、「正しく使う」サポートを、私たち保護者がしていかなければいけないと思います。
これまで子育ての中ではなかった分野なので、とまどいもあると思いますが、私たちの経験から教えられることが大変多いです。
「うちの子にはまだ早い」と思うより、「今からできることを一緒に始めよう」という意識が、子どもたちの安心と成長につながるかもしれませんね。

