
こんにちは!ネットトラブルから、子ども達を守りたいハルです。
LINEグループで、大量の画像を共有したい時に便利な「アルバム機能」。
トーク画面で写真などを共有すると、一定期間過ぎると閲覧や保存ができなくなるので、常に見ることができる「アルバム」は、便利で私もよく利用しています。
そんな便利な「アルバム」が、LINEグループにも入っていない、まったく知らない他人に表示されてしまうという不具合が発生したようです。
まったくの他人に表示されるなんて防ぎようもありませんが、ネット上に写真をあげている以上、起こりえる問題ですよね。
ネット上に写真を共有する際の注意点を、是非お子さんと一緒に確認してください。
LINEアプリのアルバム写真が、他人に表示された不具合の概要

(2024年11月29日)LINEの発表によると「LINEのアルバムのサムネイル画像が正しく表示されない不具合「が発生しました。画像が投稿されてから35日以上が経過していて、かつ、11月28日午後5時50分から11時42分のあいだに、グループのメンバーからアクセスがあったアルバムが対象のようです。
今回の不具合は、「アルバム機能内」だけで発生し、他の画像には影響がないとのこと。アプリの不具合が発生した際は、最新バージョンにアップデートしておくと安心です。
LINEの画像流出対策!ネット上に写真を共有する際の3つの注意点

大量の写真データは、ネット上(クラウド上)に保存しなければ、管理が難しいですよね。
ネット上で共有するメリットは大変多いのですが、しかしデメリットがあることも理解しておくことが必要です。
あまり神経質になる必要はありませんが、画像が流出した時に、二次被害にあわないための対策はしておきましょう。ネットでのリスクを、まだ実感できない子ども達には、以下の3つを事前に伝えておきましょう。
LINE画像流出の対策|裸の写真など、恥ずかしい写真は保存しない
カップルや女性の裸の画像が、知らない人のLINEのアルバムサムネイルに表示されたという事例がありました。
カップルや、子ども、家族など、裸のような恥ずかしい画像は、ネット上に保存しておくのは危険があります。
もし流出などの被害にあった時に、すぐにスクリーンショットで撮影される可能性が高いため、システム的な不具合がなおったとしても、二次被害に苦しむ可能性があります。
LINE画像流出の対策|IDやパスワードを撮影した写真は保存しない
家族間で、IDやパスワードを写真で撮影して共有したことありませんか?
やってしまいがちなのですが、IDやパスワードに限らず、住所などの個人情報も、写真で撮影して共有することは控えましょう。
LINE画像流出の対策|写真共有だけの場合は期間を設けて削除する
複数人に大量の写真を共有したい時、LINEグループをつくって「アルバム」機能を使う方は大変多いと思います。
そのような場合は期間を決めて、相手に必要な写真を保存してもらった後に、アルバムを削除すると安心です。
まとめ|ネット上に写真をあげることの危機意識を持つことが重要!
写真共有のクラウドサービスは、もちろんセキュリティの部分に力を入れていますので、上手く活用したいですよね。しかし、情報流出や、データ消失などの可能性もあることを、理解した上で利用することが必要です。
USBなどの外付け機器や、パソコンやスマホの中に直接など、写真を保存できる方法は他にもたくさんあります。
いくらセキュリティがしっかりしているとはいえ、もしものことを考えて、ネット上で共有するもの、しないものを、区別しておくこと安心ですね。
今回のLINEの不具合の事例は、考えるきっかけになると思いますので、是非改めてネット上での写真共有について、考えてみてください!