使っていない銀行口座があっても売らないで！口座売買の大きなリスク

こんにちは！ネットトラブルから、子ども達を守りたいハルです。

「使っていない口座を高額買取」という、高額報酬アルバイトがあります。SNSで募集され、若者たちだけでなく大人も、お金欲しさに銀行口座を売ってしまうようですが、これ、闇バイトです。

口座売買自体、有償・無償問わず犯罪なので、高額報酬をもらう以上の大きなリスクが伴います。

「使っていない口座を売るだけだから」と、あなたのお子さんも渡してしまうかも？

中高生も知っておいてほしい、危険な「銀行口座売買」のアルバイト。具体的なリスクを、是非おやこで共有してください。

中高生も知っておきたい、口座売買に関する具体的なペナルティ

銀行口座の売買・譲渡しは、なんと有償・無償を問わず犯罪なんです。また、闇バイトで口座を売ってしまうと、振り込め詐欺などの犯罪に利用される可能性が非常に高いです。

また、他人名義の口座から、「かわりにお金を引き出す」というアルバイトもあります。

自分の銀行口座を渡す代わりに、お金をもらう。反対に、他人名義の口座からお金を引き出すアルバイトは、絶対やめましょう。

一つの口座が犯罪に使われたことが分かると、他のすべて口座が凍結されます。また、まったく自分が関与していなくても、口座が使われたことで共犯者と疑われますので、捜査に全面的に協力しなければなりません。

すべての金融機関に、あなたの情報が共有されます。

他人名義の口座から現金を引き出した場合は、いくら「かわりに引き出しただけ」でも、窃盗罪に該当します。10年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられます。

口座売買の闇バイトは、若者がひっかかってしまいやすい危険なアルバイトです。お金がもらえるからと、軽い気持ちで使っていない口座を売ってしまったことで、犯罪者になってしまったり、その後の生活でも大きなリスクが伴います。

社会経験のない中高生には、今からでも知識として知っておくにこしたことはありません。十分注意するよう、伝えてあげてください。