
こんにちは!子ども達をネットトラブルから守りたいハルです。
最近広がりを見せている詐欺事件があります。それか「マネーロータリング詐欺」。
おおまかに説明すると、警察からの電話で「あなたの口座がマネーロータリングなどの詐欺に使われている」という電話がきて、最終的にお金をだまし取られる詐欺事例です。
一見聞いただけでは、「なぜ騙されるの?」と思いませんか。
しかしこの事件で、2億5000万円や1億など、高額な金額をだまし取られているんです。
悪質で、年齢を問わず騙される可能性が高い事件ですので、是非手口を知っておいてください。マネーロータリング詐欺に騙されないポイントを、ご紹介します。
手口を知れば騙されない!知っておきたいマネーロータリング詐欺事件の手口

マネーロータリング詐欺|海外からの電話で公的機関の職員を名乗る電話
公的機関の職員と名乗る人物から電話がきます。海外からの電話番号で、警察を名乗る事例が多いようです。
「警視庁の〇〇です。あなたが詐欺事件の容疑者になっている」、「誰もいない場所で電話をしてください」とまず伝えられますので、このキーワードを覚えておいてください。
マネーロータリング詐欺|住所などの個人情報を知られている
あなたの以前住んでいた住所や、実家の住所など、個人情報を伝えられます。自分と関係がある住所を言われるとドキッとしますよね。この時に、信じてしまう方が多いのです。
「今の住所ではない」と言うと、現住所を聞かれますので、絶対伝えないように気を付けてください。
マネーロータリング詐欺|〇〇県警に出頭してほしいと言われる
「〇〇県警の依頼で電話をしているから、出頭してほしい」「捜査協力してほしい」と伝えられます。自分の住んでいる場所とは、まったく違う場所の警察署だと、出頭は難しいと思いますよね。
そこで相手は、「〇〇県警にこのまま電話をつなげます」と言ってきます。電話を切ろうとすると「証拠隠滅の容疑がかけられますよ」などど、電話を切らせない状態にさせられます。
そのままATMに行くなど、お金を振り込ませる流れに誘導されるでしょう。
LINEで逮捕状の画像が送られてくることも!
LINEで逮捕状の画像が送られてくる事例もあったようです。警察がSNSを使って重要な連絡をすることはありません。おかしいことに気づきましょう。
マネーロータリング詐欺|「逮捕前保釈金」などの名目で現金を振り込ませる
最終的に「逮捕前保釈金」や「捜査協力」などの名目で、お金を振り込ませます。
口座パスワードを聞かれることも
「口座が詐欺に使われているから警察で対応する」と、パスワードを聞かれて、預金をおろされてしまった事例もあります。また暗号通貨を購入されられた事例もあるようです。
まとめ|警察は電話やSNSで逮捕の連絡はしない!事例をしって被害を未然に防ごう!
まず警察が、電話やSNSで、逮捕や拘留のはなしや、お金をふりこませることは一切ありません。
冷静に考えれば分かるのですが、紹介したような手口だと、信じてしまう可能性もありますよね。
この詐欺の手口を知っておけば、きっと気づくきっかけになると思います。今広がりを見せている「マネーロータリング詐欺事件」。いつ誰にかかってきてもおかしくありません。
是非周りの方にも伝えてあげてくださいね。