
こんにちは!ネットトラブルから子ども達を守りたい、ハルです。
SNSは、友達とやりとりできたり、好きなタレントの投稿を見たり、とても楽しいですよね。でも時々、心ない言葉に出会うこともあります。「ブス」「キモい」なんて言葉を見たら、大人でも傷つきます。
大丈夫、あなたは一人じゃありません。それに、そのコメントは、イコールあなたではなく、単なる「ことば」であること。
たくさんの中学生が同じように悩んでいますが、乗り越える方法があります。この記事では、SNSでの誹謗中傷への対処法を確認していきましょう。
中学生のためのSNS誹謗中傷対策|初期対応は誰かに話して証拠を残す

誹謗中傷や、心無いコメントを見て傷ついてしまった時、まず何をすればいいでしょうか。
一番よくないのは、その気持ちを一人で抱えていることです。信頼できる大人に相談したり、相談が難しい場合は、身近な友人に「傷ついていること」を話すだけでも良いです。
お父さんやお母さん、学校の先生、部活の顧問の先生、兄弟、友人など、とにかく勇気を出して周りの人に話しましょう。
そして証拠を残しておくと、何かの時に役に立ちます。スマートフォンのスクリーンショット機能を使って、問題のメッセージや投稿を保存しておきましょう。
- 深呼吸を3回繰り返す
- お母さんに「ちょっと相談があるんだけど」と声をかける
- 問題の投稿のスクリーンショットを撮る
中学生のためのSNS誹謗中傷対策|気持ちを整理する

「コメントを気にするな」と言われても、傷ついた心が元通りになることはありませんよね。
しかし、その心無い一部のコメントは、あなたの価値を決める言葉ではありません。傷つくかもしれませんが、あなたがこれから多くの人に受ける言葉の、ほんの一部にしかすぎません。
あなたに素敵な言葉をかけてくれる人の方が、もっともっとたくさんいるんですよ。
この世界には、色んな人がいます。誹謗中傷をする人は、他人への思いやりの気持ちがなく、自分の欲求を満たすためには手段を選ばない人です。
そんな人のために、あなたが悩む時間ももったいないです。「そういう人もいるんだ」と、理解しましょう。
- 相手の気持ちを考えない人がいる
- 顔が見えないからと言って、乱暴な言葉やイヤな言葉を使う人がいる
- 人を傷つけることでストレス発散する人がいる
- 自分が優位にたちたいと思う人がいる
中学生のためのSNS誹謗中傷対策|SNSとの付き合い方を見直す

SNSの「いいね!」やコメントはうれしいですよね。しかし、一喜一憂しない心構えも大切です。「いいね!」の数は、あなたの価値を決めるものではないからです
SNSだけでなく、現実の友達との関係や、家族との時間、自分の趣味を楽しむことで、SNSで誹謗中傷がきても、「私には違う場所がある!」と、誹謗中傷も受け流すことができるようになってきます。
例えば、こんな風にSNSとの付き合い方を変えてみるのはどうでしょうか。
- SNSを使う時間を決める
- 寝る1時間前はSNSを見ない
- 定期的に「SNS断ち」の日を作る
現実での楽しみもあることで、SNSに振り回されない生活が送れるようになるはずです。自分に合った方法を見つけて、試してみてくださいね。
中学生のためのSNS誹謗中傷対策| サポートしてくれる連絡先を知っておく

最初に話したように、誹謗中傷で傷ついた時は、一人で抱え込まないことがとても大切です。
家族や、信頼できる大人、また友達などに気持ちを打ち明けるのが一番ですが、身近な人だからこそ、言いにくいこともありますよね。
LINEやメール、電話などで、話を聞いてくれたり、サポートしてくれる場所が必ずあります。あなたが住んでいる場所にないか、検索して探しておきましょう。
まとめ|ネットの世界で必ずある誹謗中傷を、真に受けない工夫を!
これから先、あなたはネットをずっと使っていかなければなりません。顔が見えないネットの世界では、現実の世界よりも、誹謗中傷を受けたり、見たりすることが多いかもしれません。
ネットは便利な分、誹謗中傷は必ずつきまとう問題です。まずそのことを頭にいれておきましょう。
心無いコメントと自分を、イコールで繋げないでくださいね。あなたは素敵な存在です。