
こんにちは!正しいSNSの使い方を子ども達に知ってもらいたい、子育てママのハルです。
子どもにスマートフォンを使わせる時に、「SNSで知らない人とやりとりをするのではないか」と心配になりませんか。特に女の子は性犯罪にも繋がる可能性も高いので、知らない人とのやりとりは深刻な問題です。
SNSは利用の年齢制限があるため、小学生が利用できないと思って安心してはいけません。もし子どもが個人のスマートフォンを持っているのであれば、危険性はゼロではありませんし、どちらにしても小学生から教えることがとても大切です。
小学生に教えやすいように、トラブルを防ぐ合言葉を考えてみました。あなたのお子さまと一緒に、是非覚えてみてください。
インターネットの危険性について学んだことがある子どもは19.6%

内閣府による「令和4年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」内の、低年齢層の子供の保護者(2,088人)への調査で、興味深い結果があります。
インターネットの危険性に関する学習の機会があったとして、どのようなテーマが知りたいかを聞いた結果、「インターネット上のコミュニケーションに関する問題」が 50.0%と最も多かった。
コミュニケーションということは、SNSが中心になると思います。
私自身も我が子がSNSを利用した時の事を考えると、「いじめに繋がるコミュニケーション」や「知らない人とのコミュニケーション」が一番心配です。
また、低学年の子どもが「インターネットの危険性について学んだことがあるか」の調査は以下のような結果となっています。
子供がインターネットの危険性について説明を受けたり学んだりした経験があるかを聞いた結果、「説明を受けたり学んだりしたことがある」は 19.6%。
危険性について学んだことがある子どもは、20%以下。大変低いですよね。
危険性を心配しているなら、私たち親がしっかりお子さんに教えるべきです。次に紹介する、知らない人とのSNSとのやりとりで、トラブルを未然に防ぐ合言葉を、是非教えてあげてください。
SNSで知らない人から連絡がきたら「これ悪魔無視(これあくまむし)」でトラブルを防ごう

SNSで知らない人とのやりとりで、相手からどのような連絡がきたら「おかしい」と思わないといけないのか、それを伝えておく必要があります。
合言葉は「これ悪魔無視(これあくまむし)」です!早速覚えていきましょう。
【こ】個人情報を聞いてきた
SNSで、名前や年齢、学校名、住まいなどの個人情報を聞いてくるのは絶対おかしいです。また、友人などの個人情報を聞かれた時も気を付けましょう。
【れ】連絡をさせようとしてきた
携帯番号やメールアドレスに、連絡をするように指示をされたら、絶対おかしいです。連絡をした瞬間、詐欺などのトラブルに誘導される恐れがあります。
【あ】会いたいと言ってきた
「会いたい」「近くに行くからちょっと会わない?」「二人で会いたい」は、絶対会ってはいけません。
【く】クリックさせようとしてきた
URLが送られてきて、クリックを要求されるのは絶対おかしいです。つい反射的にクリックしてしまう恐れがあるので、お子さまにも強く教えておきましょう。
フィッシング詐欺、ワンクリック詐欺、ウィルス感染などの可能性があります。十分に気を付けましょう。
【ま】まわしてほしいと言ってきた
情報やURLを「友達にまわして」は、絶対おかしいです。
詐欺サイトなどに誘導する内容が含まれた情報なので、友達に転送したり、拡散することは禁物です。
【む】”無料だから”と、登録などをさせようとしてきた
「無料だから」という、甘い言葉で誘惑された場合、絶対おかしいです。「無料」は一番怖い言葉だと教えておいた方が良いくらいです。
「無料であげる」「無料だから登録して」などと言われたら、反応しないようにしましょう。
【し】写真を送ってほしいと言われた
顔や身体の「写真を送ってほしい」は、絶対おかしいです。
普段から自分の姿が写った写真投稿をする危険性も、あわせて教えておきましょう。
知らない人とのSNSのやりとりで「これ悪魔無視(これあくまむし)」に出会ったら

親、先生など、身近な大人にすぐ伝える
あなたのお子さんが、知らない人とSNSのやりとりをしていることを後ろめたく感じている場合、「おかしい」と思った時に、あなたに伝えない場合があります。
そのようなことがないように、必ず伝えてほしいことを普段から言葉にしておくことが大切です。
「これ悪魔無視(これあくまむし)」に出会ったら、犯罪が近づいている可能性が高いことを、しっかり教えておきましょう。
スクリーンショットを撮っておく
スクリーンショットの撮り方を教えておき、「おかしいな」と思ったら、スクショを撮る習慣を身につけさせましょう。
まとめ|知らない人とやりとりができるSNSの危険性は、小学生から教えておこう!

SNSの危険性を、中学生・高校生になって教えても、既に遅い場合があります。
特にSNSは、不特定多数の知らない人とのやりとりができてしまうので、親としては使わせたくない気持ちはあるのですが、インターネット社会で生きる子ども達が、「使わない」ということは難しいと思います。
「どんな連絡内容がおかしいのか」を、具体的に教えておくことで、情報の選別など、SNSを上手く利用できるようになると思います。この記事を参考に、親子で一緒に勉強してみてください。