
こんにちは!ネットトラブルから子ども達を守りたい、ハルです。
ネット上では「フェイクニュース」、つまりウソの情報があふれていますよね。
特にSNSでは、このフェイクニュースによって大きな事件になった事例が、本当にたくさんあるんです。政治関連のフェイクニュースは、8割以上の人が見抜けないというデータもあるほど。
そんなSNSでのフェイクニュースの問題は、AIの出現により、さらに深刻化しています。今後減少することはないので、情報を見抜くスキルを鍛えておく必要があります。
フェイクニュースで起こりえる、7つの深刻な問題点を確認しておきましょう。
8割が見抜けない!?フェイクニュースとSNS拡散の怖さ

フェイクニュースとSNSがあわさった時に怖いのが、「拡散」です。
衝撃的なニュースを見た時に、まず「身近な人に教えたい」と思いませんか?
家族や友人から情報を聞くと、すぐに信じてしまいませんか?
SNSの一番のメリット「拡散」が、フェイクニュースにおいては一番危険な行為になってしまいます。ある調査によると、政治的フェイクニュースを見抜けた人は18.8%、つまり8割の人は見抜くことができないんです。

これまでも、SNSでのフェイクニュースの拡散で、国同士の問題、政治関連、災害時の混乱など、かなり深刻な事件が発生したこともあります。
SNSのフェイクニュースを止めることはできませんし、AIの出現により、かなり高度化したフェイクニュースがさらに増えていくことが予想されます。
フェイクニュースによってどんな問題点が起きるのか知ることで、情報の取捨選択が上手くできるようになりましょう。
SNSのフェイクニュースが招く、危険な7つの事例

SNSのフェイクニュース|政治や選挙への影響
世界的にも、政治関連のフェイクニュースは大変多いです。
選挙で迷っている人が、フェイクニュースの情報によって決定したり、また政治的なフェイクニュースは、国家間の対立にもつながります。


SNSのフェイクニュース|世論の操作
一部の勢力が世論を操作し、不当な影響を及ぼすリスクがあります。例えば、政府に対するデモや、特定の民族に対する暴動なども、フェイクニュースにより発生したことがあります。
イギリスで起きた殺人事件で、容疑者に関して「犯人はイスラム教の移民とみられる」というフェイクニュースが流れたことで、反移民、反イスラムの暴動が発生した事件があります。
SNSのフェイクニュース|災害に関する混乱
災害が起こる度に、フェイクニュースの問題が発生しています。被災者を混乱させ、命の危険が及ぶので、災害時の情報拡散は控えるのが無難です。
生成AIで偽画像を使った、災害関連のフェイクニュースも話題になりました。

SNSのフェイクニュース|国際関係の悪化
世界的に、自分の国とは別の国に関連するフェイクニュースが広まることはよくあります。ただ、フェイクニュースがが外交問題を引き起こした場合、最悪の場合抗争や、戦争が起こる可能性があります。
実際、戦争をしている国や、民族間で対立がある状況の国では、頻繁にフェイクニュースが流れ、対立がおさまらないという状態になっています。
SNSのフェイクニュース|経済への悪影響
偽情報による企業の評判へのダメージで、株価が大きく動くことがよく発生しています。
企業にとっては、風評被害や株価暴落など、フェイクニュースでの影響が非常に大きいので、対策が非常に重要になっています。
SNSのフェイクニュース|個人への被害
分かりやすい例では、著名人です。誹謗中傷だけでなく、ウソの情報によって、名誉毀損やプライバシー侵害、また最悪の場合は、自殺などに追い込まれた事例があります。
SNSのフェイクニュース| 科学や医療への誤解
医療関連のニュースは、命や健康に関わることなので、信用してしまいがちですよね。
ガンなどの病気、ワクチン、治療法など、きっと180度まったく内容が違う、様々な情報を目にしたことがあると思います。不信感を助長し、健康被害や、命に係わる状況になる可能性もあるので、非常に注意が必要です。
まとめ|フェイクニュースがあふれるSNSの情報は、信用しすぎないで!
生成AIを誰でも使えるようになったことで、偽の画像や動画まで使った、高度なフェイクニュースが見られるようになりました。今後も技術の発達により、減少することはないでしょう。
さらに、フェイクニュースは衝撃的な内容が多いため、「拡散」されやすいことも問題です。拡散されだすと、SNSを使う人が増えるため、SNS会社にとってはメリットがあり、なかなか対策をしてくれないことも、大きな問題です。