
こんにちは!子ども達をネットトラブルから守りたい、ハルです。
ある日突然、自分の銀行口座に100万円振り込まれていた。そんな事態があなたにも降りかかるかもしれません。実際、お金が勝手に振り込まれることで発生する詐欺事件が、広がりを見せています。
そのお金には一切手を触れてはいけません。気づいた時点で、すぐに金融機関が警察に相談してください。相談のスピードも重要です。
勝手にお金を振り込まれる詐欺、いったいどのような詐欺なのか気になりますよね。可能性の高い詐欺を、3つご紹介します。
身に覚えのないお金が振り込まれる、預金口座を悪用した3つの詐欺

身に覚えのないお金が振り込まれたら、誰かが間違って入金している可能性もありますが、これから紹介する3つの詐欺の可能性が高いです。
ヤミ金融業者による、勝手に入金して利息をとる「押し貸し」
ヤミ金融業者から、頼んでいもいないのに、勝手にあなたの口座に大金を振り込み、勝手に利息を要求してくる「不正返金請求」です。
無理やり利息を要求してきますので、絶対相手の言うことに従ってはいけません。すぐに警察などに相談しましょう。
オレオレ詐欺の入金先口座(受け子)として利用されている
「闇バイト」などで、振り込め詐欺の入金先の口座として利用されている場合、「間違って入金したから返してほしい」などの連絡がきます。
例えば、100万円の入金があり、「間違って入金したから90万円を引き出して直接返してほしい。残りの10万円は迷惑料としてあげる」などの連絡がきます。10万円をもらえるからと、相手の言うとおりにしないようにしましょう。そのお金自体、だまし取ったお金なので、詐欺に加担することになってしまいます。
マネーロータリング(資金洗浄)用の口座に利用されている
マネーロータリング(資金洗浄)とは犯罪などによって得た資金を合法的に見せるために、第三者の口座に振り込んだり、一時的にお金を移動させる手口です。
知らないうちにマネーロンダリングに加担させられた場合、法律に触れる可能性もあります。
▼マネーロータリングを利用した詐欺も発生しているので、こちらの記事も参考にしてください。
身に覚えのないお金が振り込まれる詐欺の、予防と対処法

気がついたらすぐに警察か銀行に相談する
身に覚えのないお金が振り込まれていたら、出金したりすることなく、まずはすぐに警察か銀行に相談しましょう。
銀行では、振込依頼人と取引内容を確認しましょう。相手側の承認があれば、取引内容を開示できるため、問題がない振込であれば、相手側は必ず承認すると思います。
通帳はこまめにチェックする
ネットバンキングであればすぐに気づく場合がありますが、そうでない場合は、定期的に通帳を確認する習慣をつけましょう。
銀行口座情報はむやみやたらに開示しない
商品を販売されていたりする場合、ホームページなどに口座情報を開示していることがありますよね。そのようなネット上に開示している情報を利用されますので、対策を考えましょう。
まとめ|身に覚えのないお金が振り込まれたら、すぐに金融機関か警察へ!
私もですが、頻繁に通帳を確認することはありません。ですがこのような詐欺が横行しているようですので、普段からの習慣に気を付けたいですよね!
特に、ヤミ金融業者などで借金をしたことがある。何かの詐欺に騙されたことがある。口座情報を開示している方は、特に気を付けてください。
誰にでも起こりうる詐欺です。是非、家族や、身の回りの方にも教えてあげてください。