こんにちは!子ども達をネットトラブルから守りたい、ハルです。
震災などの災害時、SNSは情報の発信や、拡散された情報で、投稿が膨大に増えますよね。しかし、「誤情報やデマ」も多く、毎回混乱を招いていることが問題となっています。
「情報を届けたい」という気持ちは十分分かりますが、誤情報は、被災者の方の命や、救助活動に多大な影響を及ぼします。
震災時、SNSでの情報拡散は基本的に控えるべきです。その3つの理由を、是非確認してください!
震災時のSNSでの拡散|被災者が必要な情報を探しにくい
被災者は、「今」情報を探すためには、SNSでの情報は必要不可欠です。
震災時は、SNSでの情報量が急激に多くなるため、被災者が必要な情報を探しにくくなります。行政などの信用できる情報だけを探せるように、拡散は避けましょう。
震災時のSNSでの拡散|誤情報の場合、混乱させてしまう
震災時、被災地以外の場所に住む人は、「教えたい」と言う欲求から、簡単に情報を拡散してしまう傾向にあります。
しかし、間違った情報は混乱を招き、被災者をさらに危険な状況に導いてしまいます。
拡散していくうちに、正しい情報からずれてしまう
もしかしたら正しい情報であっても、拡散されているうちに、内容がずれてしまったり、すでに新しくない情報で、混乱をまねくことがあります。
バズりを狙っただけの、#助けて、#SOSなどのハッシュタグの情報
助けを求めるような内容の投稿だと、拡散をしたくなりますよね。震災時は、「#助けて」「#SOS」などのハッシュタグで、ただ注目を浴びたいだけの投稿も増えます。
そのような誤情報を拡散してしまうと、救援活動にも多大な影響を与えます。
震災時のSNSでの拡散|AIを使った完全なデマ情報がある
2022年の静岡県の水害の際には、ドローンで撮影されたとされる静岡の水害の様子を示す写真が、実はAIによって作成された偽画像であった事例があります。
AIによる誤情報の生成は、世界的にも大きな問題になっているほどです。
AIが誰でも簡単に使えるようになった今、画像も信用できません。特に震災時は、SNSで衝撃的な画像を目にしても、冷静になり、拡散はしないようにしましょう。
まとめ|震災が落ち着くまで、SNSでの情報拡散は控えることが大切
震災時は、どうしてもSNS上に多くの情報があふれてしまいます。しかし、行政など、正しい情報を正しく提供できる場所が必ずありますので、情報提供はそこに任せましょう。
被災者を助けたい思いから「必要な情報を拡散してあげたい」という気持ちはよく分かります。しかし震災時の情報は、被災者の命を左右します。
必要ない情報ばかりであふれないように、一人ひとりがこの記事のことを思い出してほしいです。是非、身近な方にも伝えてあげてください。