
こんにちは!ネットトラブルから子ども達を守りたい、ハルです。
「AIクローン音声」を利用した、子どもの誘拐詐欺事件をご存じでしょうか。AI技術の発達により、そっくりな音声が誰でもカンタンに作れるようになった今、新たなAI詐欺事件に注目が集まっています。
今後日本でも増えてくるかもしれませんので、「AIクローン音声」を使った誘拐詐欺事件に巻き込まれないように、私たち保護者ができる対策について一緒に考えていきましょう。
日本でも起きる?AIクローン音声誘拐詐欺|保護者ができる具体的な対策

「AIクローン音声」は、数秒間の音声サンプルがあれば作成することができるようです。その音声サンプルをどこで取得するかというと、そう、あなたの「SNS」です。
騙されないための、SNSでの注意点や、具体的対策を参考にしてください。
AIクローン音声誘拐詐欺対策|SNSにむやみに子どもの写真や音声を公開しない
膨大なSNSからまず狙われること自体、可能性は低いと思いますが、人気があったり、目立ったSNSは特に注意が必要です。
子どもの写真や音声をむやみに公開することを避け、学校名や住所が分かるような情報も、十分に注意しましょう。
AIクローン音声誘拐詐欺対策|暗号を決めるなど家族で話し合っておく
もし、子どもが誘拐されたような電話がかかってきた時は、「本当に本人なのか」確認することが大切です。お子さんがスマホを持っている年齢であれば、すぐに連絡してみるなど、冷静に対応できるようシュミレーションをしておきましょう。
また、誘拐されたり、緊急事態が起こった時に、本人かどうか確認できるような「暗号」を決めておくのも一つの手です。
AIクローン音声を使う詐欺は、必ず声を聞かせますよね。お子さんに助けを求めるときは、家族しか知らない「暗号」を、必ず叫ぶように伝えておきましょう。
AIクローン音声誘拐詐欺対策|子どもにもAIクローン音声について話しておく
お子さん自体が、事件の概要を知っておくことも対策になります。
「知らない人には絶対についていかない」ということももちろんですが、出かけるときは必ず伝えるなど、子どもが今どこにいるか、何をしているのかを保護者が知っているだけでも、誘拐の電話が来た時に「おかしいな」と気づくきっかけになります。
AIクローン音声誘拐詐欺対策|相談窓口を調べておく
誘拐電話を受け取った時に、どう行動するかをシュミレーションしておくことも大切です。特に、どこに相談するか、どこに電話するかを、調べておきましょう。
近くの交番や、警察相談専用電話もおすすめです。
- 警察相談専用電話「#9110」
まとめ|AIの進歩による事件は、事前に事例を知っておくことが対策に!
「AIクローン音声」に限らず、AIの進歩による新たない詐欺事件が、これから日本でも増えてくることが予想されます。ただ今、この記事を見たあなたは、事例や対策を事前に知っているので、きっとお子さんを守ることができます!
AIクローン音声誘拐詐欺は新しい脅威ですが、事前に事件の事例を知っておくことが、一番の対策になると思います。是非、身近な保護者の方にも伝えてあげてください。