
こんにちは!ネットトラブルから子ども達を守りたいハルです。
今海外で、インスタグラムを運営する「MetaのAIカスタマーサポート」を悪用して、著名人や企業のアカウントが乗っ取られる事件が発生しています。
「パスワードはしっかり管理しているから大丈夫」
と思っていても、今回の事件はなんと、パスワードそのものを盗まれたわけではありません。
二段階認証をしていないアカウントが狙われています。乗っ取り予防のためにも、どのような事件なのか是非知っておいてください!
乗っ取りの原因は「AIサポート」が本人だと信じてしまったこと

ニュースを見た時「AIサポートがハッキングされた?」と一瞬思ったのですが、実はそうではなく、AIサポートが本人だと信じてしまったことで起きた事件のようです。
なんとハッカーは、パスワードを知らなかったのに、乗っ取ることができたのこと!
パスワードを知られていなくても乗っ取られてしまうとなると、どうやって予防すればいいのでしょうか。
まず、気になる事件の流れは、以下の通りです。
① AIサポートにメールアドレス変更を依頼
ハッカーはMetaのAIサポートチャットボットに対し、標的のアカウントの「メールアドレスを変更したい」と依頼。
② AIがパスワードリセット手続きを開始
本来であれば厳しい本人確認が必要ですが、AIは十分な本人確認を行わないまま、パスワードリセットの手続きを進めてしまったとされています。
③ ハッカーのメールアドレスに認証コードが届く
AIはパスワードリセット用のアクセスコードを、ハッカー自身が指定したメールアドレスへ送信。
④ 認証コードをAIチャットに入力
ハッカーが受け取ったアクセスコードを、AIサポートのチャット画面に送信すると、「Reset Password(パスワードをリセット)」のボタンが表示される。
⑤ パスワード変更完了
パスワードリセットの、表示されたボタンを利用して、パスワードの変更に成功。
インスタグラム乗っ取り、なぜAIサポートはだまされた?

今回の攻撃は、AIの仕組みの隙を突いた攻撃です。
しかもハッカーはVPNを利用し、被害者と同じ地域からアクセスしているように見せかけていたようなので、「本人からの依頼だ」と判断してしまったのかもしれません。
AIはとても便利な反面、完璧ではありません。
- AIチャット
- AIサポート
- AI自動応答
など増えてきて、簡単に相談できて便利ですが、AIが判断を間違える可能性はゼロではないということも忘れないようにしなければいけません。
インスタグラム乗っ取り、被害を防いだのは「二段階認証」

今回のニュースで、一番注目したいポイントがあります。それは、多要素認証(MFA)や、二段階認証を設定していたアカウントは被害を受けなかったということ。
二段階認証とは、パスワードにプラスして
- SMS認証
- 認証アプリ
- セキュリティコード
などを使って、本人確認を行う仕組みです。少し面倒ではあるのすが、乗っ取り被害を予防してくれる機能です。
一度乗っ取られると、自分が悪くなくてもアカウントを取り戻せる確率は低いです。特にお仕事で利用されている場合は、大きな被害にもなる可能性がありますので、必ず設定しておきましょう。
今すぐ確認したい、インスタグラムセキュリティチェック
インスタグラムを利用している方は、ぜひ確認してみてください。
✅ 二段階認証を設定している
✅ パスワードを使い回していない
✅ 登録メールアドレスを確認できる
✅ ログイン通知を有効にしている
✅ 不審なログイン履歴がない
まとめ|「二段階認証」は基本中の基本!
二段階認証は、多くのネットサービスにある機能です。
面倒であっても、大切な自分や友達、お客様のアカウントや、個人情報を守ってくれる、とてもカンタンで、乗っ取りを予防してくれる機能です。
SNSを使うなら、必ず二段階認証を設定してくださいね!この機会に是非、家族とチェックしてみてください。


